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「ただいまぁ」
リビングの扉を開けると父と義母が並んでソファに座っていた
義母「おかえりなさい、ご飯温めようか?」
「んーん、自分でするから大丈夫」
2人でゆっくりしてるとこ邪魔するの悪いし…
「あれ…壱馬は?」
父「レッスンだよ」
「あぁ…」
そういえば夕方からって言ってたな…
父「壱馬くん上達早くて、特待生になるらしいよ」
「え!?そうなの!?すごいじゃん」
義母「あんなにやる気な壱馬見たの久しぶりよぉ」
「そっか…」
壱馬のことを嬉しそうに話す2人にも、もちろん言えるわけがない
本当のことなんて。
温め直したご飯を食べながら、ソファの両親越しに映るテレビを眺める
いつか壱馬も、あの画面の向こうに現れるのだろうか?
どこまでやるつもりなの?
本当に臣くんを目標にするの?
壱馬に聞きたいことはいくらでもあるけど、前みたいに2人でいることは躊躇われた
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ぬう(プロフ) - おこめさん» 他の方の作品を盗んだ事はございません。ご不快なようでしたら申し訳ございませんが、こちらの作品ページは閉じて下さいませ。 (2022年7月4日 19時) (レス) id: e513f955a5 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 題名の月下美人、同じ題名で臣くんのお話書かれてる方いらっしゃるのですが大丈夫ですか、、、? (2022年7月3日 16時) (レス) id: dc9901e6d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2022年7月1日 23時