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それから時が流れて、あっという間にまた春がきた
花音「部長〜！たまには遊びに来てくださいねぇ〜！！」
春樹「うん、暇な時に」
「ご卒業おめでとうございます」
春樹「ありがとう」
サークルでお世話になった先輩たちは卒業して、私たちは4年生になる
春樹「Aちゃん、後で時間ない？」
「ん？全然ありますよ！どうかしました？」
春樹「ちょっと付き合ってほしくて」
「いいですよ〜」
ありがとう、と微笑んだ成瀬さんは私から離れると後輩たちに囲まれて写真を撮っている
花音「告白だったり」
「しないでしょ」
花音「わかんないよ、部長A可愛がってない？優しいしさ」
「誰にでも優しいじゃん」
花音「そーなんだけど、皆とは違う優しさ？あるじゃん？」
「ないでしょ〜」
相変わらず恋バナ大好きな花音は、ちょこちょこっと寄ってきてそんな事を言う
花音「もう1年しかないのか〜就活か〜」
「ね…。東条くんとデートする機会減るんじゃないの？」
花音「やめてよ結構寂しいんだから」
残りの大学生活、楽しいばかりじゃないのは分かってるから
舞い散る桜を見ながら2人でため息をついた
春樹「お待たせ」
「あ、もういいんですか？写真…」
春樹「うん」
花音「いってらっしゃーい」
ニヤニヤ笑いながら手を振る花音に見送られて
私は成瀬さんに連れられて校舎を歩く
辿り着いたのは、サークルで使っている部屋だった
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ぬう(プロフ) - おこめさん» 他の方の作品を盗んだ事はございません。ご不快なようでしたら申し訳ございませんが、こちらの作品ページは閉じて下さいませ。 (2022年7月4日 19時) (
レス) id: e513f955a5 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 題名の月下美人、同じ題名で臣くんのお話書かれてる方いらっしゃるのですが大丈夫ですか、、、？ (2022年7月3日 16時) (レス) id: dc9901e6d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2022年7月1日 23時
