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ru「待ってください!僕も…皆さんの仲間に入れてもらえませんか?」
mg「おー、きたきた」

突然俺たちの前に立ち塞がったラウールくんにも驚いたけど、その次のめめの一言に、俺は思わず耳を疑った。


「どういうことだよめめ、説明しろよ」
mg「ごめんね皆、俺の意見尊重しようとしてくれたのに」
ab「つまりさっきのは、彼を引っ張り出すためにわざと…ってことだよね?」
mg「そういうこと」
ab「げぇっ」

阿部ちゃんが大袈裟に悔しがる。
だって、こういうサプライズは阿部ちゃんの専売特許のはずだもんね。それなのに、まさかめめにしてやられるなんて。


ru「でも、目黒さんのおかげで僕わかったんです。自分の本当の気持ち。だから、彼を責めないでもらえませんか?」

そう言って俺たちをまっすぐに見つめるラウールくんの目からは、今までのような物哀しさは消えていた。


ru「僕、皆さんのこと、本当にすごいなって思ってるんです。出会った時から思ってたけど、こうして何日か一緒に過ごした今、もっとその気持ちが大きくなりました。
やるって決めたらやり遂げる強さがあって、お互いのことも…面倒ごとを持ち込んだ僕のことすらも、本当に大事にしてくれる優しさがあって。
僕にこんなこと言う資格なんてないだろうけど、このままここにいられたらどんなにいいだろうって思うくらいには皆さんの事が好きです。
だから、僕も皆さんのためになりたい。どうか、仲間に入れてもらえませんか」


わかる。わかるよ、その気持ち。
きっと彼も、いつかの俺と同じように、今一歩踏み出そうとしているんだ。

.→←9人の総意



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設定タグ:SnowMan , 雪男 , 怪盗   
作品ジャンル:タレント
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作者名:わかめ | 作成日時:2020年10月2日 3時

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