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『んんー、、』
船室の窓から差し込む朝の太陽の光で、目が覚めた。マリアは布団の中で1回背伸びをして、隣を見ると────
既に誰もいない。
『あれ…ジャック、もう起きたのかな。』
せっかく彼の寝顔が見れるかと、ちょっとだけ期待したのに。
こういう抜けのない所はやっぱり彼らしくて。
『私もそろそろ起きなきゃ…
首、寝違えたかも…痛っ…』
たぶん、彼に腕枕をしてもらってたせいでいつもと違う首の角度になっていたに違いない…。
痛む首を抑えながらも 手早く着替えを済ませたマリアは、今日もまた重い船室の扉を開けて、朝の光と空気を胸いっぱいに吸い込む。
頭上では、カモメたちがいつもと同じように気持ちよさそうに飛んでいる。
こんな朝を迎えるのも、もう何回目だろう────
いつもと同じように、みんなが甲板で騒いでて、忙しなく動いていて。
いつの間にか日常と化していたこの毎日に、マリアは思いを馳せた。
だけど、そんなまったりとした空気は、ギブスの言葉で一瞬にして緊迫したものへと変わった────
「おい!!!ありゃあ…なんだ…!」
────思わず船から身を乗り出して前方を見れば、そこには高くそびえるゴツゴツした山のような島が現れた。
そう。
ついにマリアたちは、ずっと目指してきた幻の島、"ミラルティ島"へ着いたのだ。
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ぷりん(プロフ) - こんばんは! とても面白いので是非更新頑張ってください!!応援してます^_^ (2020年2月8日 22時) (レス) id: e42d8623cd (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - さらさん» さら様コメントありがとうございます!更新亀速度ですが見守ってやって頂けると嬉しいです!今必死にストーリー考えてます笑 (2018年5月10日 0時) (レス) id: fb27786827 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!凄く面白いです!続き楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年5月8日 11時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - monicaさん» monica様(≧∇≦)コメントありがとうございます!!ゆるゆるとした更新ですがこれからも見守ってやって頂けると本当に嬉しいですヾ(*´∀`*)ノ (2018年2月13日 0時) (レス) id: 27f62fb8c2 (このIDを非表示/違反報告)
monica - 凄く面白いです!頑張ってください! (2018年2月3日 23時) (レス) id: 86b5e7a233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:°sakura。 | 作成日時:2017年12月20日 22時