わたしたちの休み時間

100なんかい目の… ページ48

北「あっはははははは」

『めっちゃくちゃっ、笑うじゃ、ん！！かわいい！！ずっと見っ、てたい！！』

北「まってその状態であんましゃべんな…！笑い過ぎてしぬ…！」

『そっ、れはだめ！ひっく、』




北斗が今まで見たことないくらいゲラゲラ笑ってる。
めちゃくちゃかわいい…。

この笑顔は国を挙げて守りたい。



北斗が何をここまで笑っているのかというと、




『もうや、だ…。しゃっくり止まっ、んない…。』




朝起きた瞬間からしゃっくりが止まらないのだ。
いうに100回は絶対越えてると思う。

あれだね、しゃっくり100回でしぬというのは迷信だったっていうのを体で学べたよ。



でも朝ごはんまともに食べられなかったからおなかすいたー…。




北「勘弁してよ、授業中笑ってしまうのよ。」

『肩震えっ、てたね。私はそれ見てきゅんきゅ、んしてたけど。』

北「真面目に授業受けろよ。」




まぁしゃっくりは苦しくて仕方ないんだけど、

北斗が今も楽しそうに肩を揺らしてるわけだし、
おめめきゅるきゅるにして笑ってるからオールおっけーとしよう。


もうねもうね、犬歯見えるくらい笑ってるの。

ほんとこんな顔してるの初めて見た…。



『かわいいわ…。ほっキュンだわ、もはや。』

北「なんだよそれ。」

『きゅんきゅんするもん。ほっキュン。』

北「やめろばか。」

『じゃあキュン。』

北「なんでそっち残すんだよ！」



『…？待ってしゃっくり止まってる！！
ほっキュンて言ったら止まったよ！ありがとうほっキュン！！』

北「えー、もっかい出そうぜ。」

『また今度ね。』

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