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忘れたくないことほど ページ40

気が付いたら私はベッドに寝ていて。

目に入った天井や、この部屋はもうすっかりオレンジ色。



ここは保健室かな?
横を見ると私のと自分の、鞄を2つ抱えた北斗が椅子に座ってうつらうつらしてる。



ね、寝顔…!!初めて見た!!


ちょ、写真写真。
スマホどこだっけ。



あ、


北斗が抱えてる鞄の中じゃん!!




『…うわぁ綺麗な顔、』




もっと見てたい。

なんなら授業中とかも四六時中見てたいし寝る前に毎日拝みたい。




うん、やっぱり写真撮ろう。


起こさないようにそーーーっと手を伸ばして、




北「っ!?」

『わっ、』




まぁ起こさずに取れるはずもなく。

鞄に触れたところで北斗はびくっと目を覚ました。




『おお、おはよう北斗!』

北「…近。」

『私のスマホ貸して?そんでもっかい寝て?』

北「は、なにどういうこと?つーか具合は?もういいの?」




北斗が私にそんな矢継ぎ早に質問するなんて珍しい…。
寝起きでいまいち頭の働かない私に北斗は尚も質問を投げ続ける。




北「元気になった?」

『うん、たくさん寝てすっかりげんき!』

北「帰れそう?」

『全然大丈夫!鞄ありがとうね!』

北「べつに、ついでだし。」




なんのついでなんだ。

教室とこの保健室違う棟なのに。
通らなくても帰れるでしょ、不器用か。




北「今元気なんだよな?」

『うん。』




じーーーっ、



え、なに…?

北斗は私が元気かどうか再三確認した後、
何か言いたげにじーっとこちらを見ている。

その2→←変わらないものなんてない



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綾鷹(プロフ) - ぽーちゃんさん» なんと…!嬉しい…!(;;)ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるように頑張ります! (2019年7月16日 14時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
ぽーちゃん(プロフ) - 本当に最高な作品です!もう数えきれないほど見返してしまいました笑これからも頑張ってください♪ (2019年7月15日 21時) (レス) id: b606000529 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - すずかすてらさん» こちらこそご希望に沿えずにごめんなさい…。こんな拙い話を読んでくださってありがとうございます、これからも頑張ります! (2019年5月12日 22時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - なべほくさん» ありがとうございます!更新を喜んで頂けるの嬉しい…!(;;)できるだけ早く続編を上げられるよう頑張ります! (2019年5月12日 22時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 美香さん» 前回更新日を確認してちょっと慌てました(笑)いつも読んでくださってありがとうございます!なんて嬉しいお言葉…!続編も好きになって頂けるよう頑張ります!! (2019年5月12日 22時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾鷹 | 作成日時:2019年2月28日 18時

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