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桜花ニ月夜ト袖シグレ ページ6
？？side
私はよく桜の木の下に居た。
というのも今日が最後で、卒業のときなのだ。
よく桜のところに行って何かしらしていたのでリラックスして出来ていた。
最後の最後だから。
といって違う場所に行きたくは無い。
それが私だから。私だけのところにいたい。
思い出に浸っていると、上の方から。
『ありがとう。大好きだよ。』
と聞こえて来た。
なんだろうと思ったが、考える暇もなく母から
「写真撮るよー！速くおいで！」
と言われたので、記憶の片隅に置いておき、荷物を持って父と母のところへと駆けて行った。
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作者名：＠チカ | 作成日時：2019年4月5日 21時
