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『えっ?あ、えっ…そ、それは……』



顔色を変えずに話す淳太くんと
あからさまにテンパっている私。







「やって、俺も好きやし…Aちゃんのこと。」







……は?



『えっ?!えっ?!ちょっ、今、な、な、なっ!何て言いましたっ?!』



すると
ブハッと吹き出して
目尻をシワシワにして
笑い始めた淳太くん。



「動揺し過ぎやろ。笑」



『いやいやっ!逆になんでそんな冷静なんですか!!』







「俺やって、余裕無いわ。」



その言葉と同時に
思い切り引かれた、私の手。







「ずっと見てたんは、俺の方やから…。」







淳太くんの腕の中へと
すっぽりと包まれてしまった私のカラダ。



ドックン、ドックン…
強く脈打つ
淳太くんの鼓動が
耳から伝わって来る。







「初めて会った、あの日から…ずっと、Aちゃんのことが気になってた。

……俺と付き合ってくれるよな?」







耳を疑うようなセリフが聞こえ
それは
遠くの方で響く
踏切の音と混ざり合い
私の頭を真っ白にした。







「俺のこと大好きなんやろ?」







私が恋した人は
その意地悪な言葉とは裏腹に
ぎゅーっと私を抱きしめ
おデコに軽いキスをした。




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黄色ジャスミン - 更新がんばってください! (2018年10月19日 9時) (レス) id: 9755a278a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小島美奈 | 作成日時:2017年6月11日 14時

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