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次の日の朝
駅のホームに大毅の姿は無く
休むという連絡も無かった。
その代わりにあったのは
淳太くんと照史くんの姿で
２人は昨日と同じように
私を駅の改札まで見送ってくれた。
そして
学校に着けば
いつものように
隣の席の流星くんが声をかけてくれる。
「おっ」
『おはよう、流星くん』
「何や、今日もしげ休みなん？」
『……多分』
なんとなく
その質問が気まずくて
流星くんから目をそらし
席についた。
「…さては、昨日何かあったやろ？」
そう聞いてきた流星くんの顔は
私たちを心配しているというより
ニヤニヤとした好奇心の顔で……
『絶対楽しんでるでしょ？』
「いや、心配してんねん」
『嘘つけ！もう、顔が笑ってるし！』
首を振って否定しているのに
まるで顔は
この状況を楽しんでいるかのよう。
『……分かんないんだよね』
「分からんって…しげのこと？」
『そう。…私、ずっと大毅の隣にいるのに、大毅のこと何も知らないな、って』
それでも
そんな流星くんに相談してしまうのは
それだけ
自分の心が弱っている証拠なんだろう。
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黄色ジャスミン - 更新がんばってください！ (2018年10月19日 9時) (
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2017年6月11日 14時
