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「いつからか、僕の知らない顔をするようになった。
ずっと僕が欲しかった表情で、、でもうれしくなかったんです。」

だって、それは僕に向いているものじゃなかったから。

「っっ!!」

「はは、なんでヒョンがかなしそうなの。」

「ごめん、ジョングク、ごめ、」
「ヒョン。ヒョンが謝ったら余計僕がみじめになるよ。」

「…うん。」



「…ヒョンはね、ビックリするぐらい優しんですよ。」

「なんだよ急に。」

「だから、余計苦しい。」


苦しい、そう言うグガの顔は穏やかで優しい。
思わず首を傾げると、また優しく笑う、
っとにお前は、、かっこよくて男の僕でも見入ってしまう。

「優しくて、カッコイイ。僕の大好きなヒョンだから嫌いになれない。」

「…っグガ、」

「だから余計に苦しい。」

優しくてカッコイイ??
それはお前のほうだろ、ジョングガ。

「はぁ、2人の恋路の邪魔する予定だったのに。」

「はあ?!」

「面と向かってお話しようなんて言われたら出来るわけないじゃないですか。
大人げないですね、ヒョンは。」

「それはお前のほうだよ!!」

…この時間作っといてよかったぁ、、


「Aのこと、好きなのをやめることは出来ません、最悪一生。」

重ぉぉ…

「なんか思いました??」

「いいやなにも。」


「でも、諦めます。」

「え。、、え?!出来るの?!」

「殴られたいですか?」

「ご、ごめんごめん!!!」


諦める??
グガが??Aを?!?!

「嫌ですけど、Aがヒョンひ惚れてるのは明白だし、大好きな2人だし。」

「グガ…」

「Aを泣かしたら奪ってヒョンを吊るしますけどね。」

「ひっ…」

「精々上手くいって下さい。」

「グガ…全然そう言ってる顔に見えないけど…ありがとう。」


正直、了承してくれないと思ってた。
最悪、口を聞かなると思ってたんだ。ずっと。

でも、思ったよりもお前はずっと優しくて、大人で、カッコイイ。
自慢のマンネだよ、ありがとう。

「じゃあ、僕は帰るので!!」

「え。もう?」

「そうですよ!!普通好きな女を取られた男と暇つぶします?!」

「ごめんって。」

「じゃあ、また今度。」


と、外に向かうグガ。

「グガ!!」

「…はい、」

「…気を付けて帰ってね。」



「僕は子供じゃないです!!!」

「ふふふ。はいはい、じゃあね。」

「もう!!」

やっぱりグガはそうでなきゃ。

あ!!
あいつちゃっかり飯食べて帰りやがった!!
ったく…ふふ。

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作者名:たぁー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TAA00/  
作成日時:2023年2月15日 0時

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