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練習も終わり、体育館で1人トス練をした。
少し休憩がてらにリングを眺めていた。
「またあの子を思い出してるのか？」
突然かけられた声にびっくりしてリングを隠した。背後を振り向くと練習着姿の真昼がいた。
「…昼食の準備があるんじゃねぇの？」
誤魔化すように言えば、真昼にあっさり返された。
「今日はみんなでマック食べに行こうって話になってるから、作らなくてよくなったんだよ」
そう言って真昼は俺の隣に置いてあったボールを手に取り、レシーブをし始めた。
「クロはさー」
真昼がレシーブをしながら話しかけてきた。
「あの子が変わってたらって不安じゃないのか？」
「は？どういう意味だよ…」
「だからさ…」
真昼はレシーブを辞め、手の上でボールを転がし始めた。
「あの子が昔お前の惚れたあの子と変わってたらってこと」
「……///」
自然に顔に熱が集まってきて顔を腕で隠す。
「…別に…本当に約束果たすかわかんねぇし…。
俺が今のあいつを好きになれなかったらそこまでだろ…。あいつが今の俺を好きになってくれるとも限らねぇし…」
「お前が本気で落としにかかったらどんな女子でもコロッといきそうだけどな」
「はぁ？なんで…」
「何でってお前なぁ…」
真昼は俺を僻むような目で睨んできた。
「校内でも他校でもキャーキャー騒がれて挙げ句の果てにファンまでいる奴がそれを聞くか？」
「…僻むなよ…」
「僻んでねぇ！！ま、お前は怠惰だから恋愛とかも面倒くさいんだろうけど」
「………」
俺は立ち上がって指先でボールを回していた真昼からボールを奪った。
「てかお前だってファンいるだろ、オカンファン」
「誰がオカンだ！！」
ボールの奪い合いをしていると様子を見にきた貴様ちゃんに怒られた。
彼女と会ったことあるのは真昼だけだ。
5歳のあの頃はまだ兄妹達と出会っていなかった。
真昼は俺のことを何でも知っている。
俺も…真昼を頼りにしている。
相棒、だからな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
学園ものなのに部活以外始まらない謎のストーリー…。
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星歌(プロフ) - 十九 雷音さん» あっ！！すみません！今まで全然気づかなかった…Σ（ﾟдﾟlll）ご指摘ありがとうございます！また更新する時に訂正させていただきます…！ (2018年3月20日 22時) (
レス) id: 6ef3acf862 (このIDを非表示/違反報告)
星歌(プロフ) - 十九 雷音さん» 十九様、コメントありがとうございます！！お、おおおお…もったいなきお言葉！連載したいのはやまやまなのですが、4月から忙しくなりそうなので……難しくなりそうかと……すみません…！！でも、やれる限り頑張ります！！ (2018年3月20日 22時) (レス) id: 6ef3acf862 (このIDを非表示/違反報告)
十九 雷音(プロフ) - 連投で失礼致します。ロミジュリで一つだけ気になったのですが、「キュピレット」ではなく「キャピュレット」だったかと……(^^; (2018年3月20日 12時) (レス) id: 4c772ef18e (このIDを非表示/違反報告)
十九 雷音(プロフ) - クロと彼女に引き続き、 コメント失礼致します！星歌様の他のいろんな作品読みたくて、いろいろ巡らせていただいています！まだはじめの方しか見ていないのに既に好きになっています！！どれか一つでも連載されることを願いながら、応援させていただきます！！！ (2018年3月20日 12時) (レス) id: 4c772ef18e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星歌 | 作成日時：2017年5月17日 20時
