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【 A side 】
「⋯A、起きろ」
髪を優しく解かれる心地良さを感じながら、ゆっくりと目を開くと、目に入ったのは昨晩寝たはずの自身の部屋の天井だけでなかった。
薄い桃色の髪と整った顔、暖かい体温と柔らかな白の着物にがっしりとした身体。
そして私の名を呼ぶ 落ち着く低音の声。
『宿儺⋯？』
宿儺「どうしてここにいるのか、とでも言いたげな顔だな」
ｹﾋｯ と愉しげに目を細めながら私を見る宿儺を身体を起こしながらきょとんと見詰め返せば宿儺も身体を起こす。
宿儺「言っただろう？いつでも会える、と。小僧との誓約⋯それを利用してお前に会いに来てやってるんだ。話せば長くなる」
確かに言われたけど⋯どうして私の部屋に宿儺が？悠仁はどうしたんだろう。そう思っていると宿儺が口を開いた。
「会いたかっただろう？」と意地悪そうに微笑まれながら頬を撫でられれば素直に頷くことしか出来なくて。
『ん、会いたかった⋯』
宿儺「ふ、素直で愛いやつだ。ただ、小僧が寝ている間でなければ身体の主導権は
やれやれ、と心底面倒臭そうに眉を顰めた宿儺に くすり と笑を零す。
『ふふ、何だか宿儺が可愛く見えるなぁ』
宿儺「⋯おい、それは聞き捨てならんな？」
起こした身体が ぽすり とベッドに戻れば私を組み敷く宿儺の顔と白い天井が目に入った。
『っ、ごめん⋯宿儺、怒った⋯？』
宿儺「いいや？お前が俺に ”可愛い” なんて言うものだから教えてやろうと思ってな」
『⋯何を？』
恐る恐るそう聞けば私の耳元に唇を寄せ─
宿儺「男、というものをな」
そう艶やかな声を零した。
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あいか - こんにちは。宿夢あんまりいいの無かったので、神小説で嬉しいです。上から目線ですみません…汗毎日読みます！ (4月26日 16時) (
レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き！！やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー！続き待ってます！ (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます！！これからも試行錯誤しながら頑張っていきます！lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！めっちゃ大好きです！！読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ！！恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜！！続き楽しみにしてます！！頑張って下さい！！ (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます！ドキドキしていただけて嬉しいです！<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります！#666666がグレーです！話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです！ (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナート | 作者ホームページ：@renato_uratuku
作成日時：2020年12月28日 14時
