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【 A side 】
パンダ「呪具の持ち運びかぁ」
──休憩時間。
真希さんとパンダ先輩と棘先輩、恵くんと一緒に休んでいると、恵くんの質問にパンダ先輩が応えた。
ちなみに野薔薇はジャージを買いに行ったらしい。私もショッピング行きたかったから、先輩含めて今度女同士で行きたいなぁ。
・・・と、思いつつ棘先輩の膝枕で頭撫でられながら目を瞑っている私。だって先輩に膝ぽんぽんされたら膝枕されに行くしかないじゃんね。
パンダ「物を出し入れできる呪霊を飼ってる術師もいるよな」
真希「それは無理だろ、レアだし。飼い慣らすのに時間もかかる。
見付けたら私に教えろよ」
パンダ「カルパス1年分。
あ、そういやAは物出し入れできる術式あるよな。それに入れてもらえば?」
いきなり話を振られればぱちりと目を開けて『 私より大きな物はストック出来ないし、まだ2個までしか入れられないんですよ 』と苦笑。
それに、私の助けがなくても恵くんの術式なら何とかなりそうだし。
影の中に手を入れている恵くんを見て小さく感嘆の声漏らすと棘先輩もそれに気付いた。
狗巻「ツナツナ」
真希「あ?なんだよ」
伏黒「先輩、何とかなりそうです」
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『ゆ〜じ!来たよー・・・って、悠仁?!その顔どうしたのさ?!』
外が暗くなると先輩達のしごきを終えて、ジャージのまま悠仁の所に会いに行った。
・・・そして、悠仁の顔を見ようとソファを覗き込んだ私は少々顔の腫れた彼を見てしまったのだ。
虎杖「んぉ、A!コイツが容赦ねぇんだよなぁ・・・」
『あ!夜蛾っちの、ええと・・・、ツカモト!けど今は攻撃受けてないね。コツ掴めたんだ?』
虎杖「んー、たぶん!」
ソファの背もたれに腕乗せて悠仁が見ている映画を横目に、眠るツカモトをつんつんと突く。
寝転がりながら見ていた悠仁は私が座りやすい様にソファから起き上がってくれたから遠慮なく座ると、悠仁が頭を撫でてくれた。
虎杖「ジャージ姿も可愛いな」
『・・・!えへへ、ありがと』
五条「悠仁。・・・と、A?」
「 良い雰囲気のとこ悪いね 」と そんな言葉とは裏腹に、私と悠仁の間に割り込むようにして後ろからいきなり出てきた五条先生。
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ジャージは野薔薇が着てた物イメージです
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あいか - こんにちは。宿夢あんまりいいの無かったので、神小説で嬉しいです。上から目線ですみません…汗毎日読みます! (4月26日 16時) (レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き!!やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー!続き待ってます! (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます!!これからも試行錯誤しながら頑張っていきます!lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ大好きです!!読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ!!恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜!!続き楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます!ドキドキしていただけて嬉しいです!<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります!#666666がグレーです!話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです! (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年12月28日 14時