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【 A side 】
『ふぅ･･･真希さんありがとうございました！』
悠仁生きてました事件 ( 私ながらネーミングセンス無 ) が起きて直ぐ、五条先生に 参加してきな って言われたからすぐジャージに着替えて2年の先輩達とのしごきに遅れて参加した。
向こうにはパンダ先輩と棘先輩と恵くんと野薔薇がいる。けど悠仁が起きた事は勿論内緒。
･･･あ、野薔薇がパンダ先輩に投げられた。
真希「Aと久々に組手やったけど、私から一本取るの早くなったな。体術面でも私より強いんじゃねぇか？」
『え、流石にそれは言い過ぎです！』
こうやって真希さんに稽古付けてもらうのはいつぶりだろうか。
真希「そーいや、扇は？」
『あ、真希さんに貸してもらった扇使い易くて気に入りました！』
持ってきたバックをごそごそ漁って扇を出すと真希さんに手渡した。
使ってる時にちょっと変な音出るけど、不具合かなんかあるのかな。
真希「へぇ、なら良かった。あれさ、Aの呪力に耐えられるか
『･･･へ？』
真希「いや、Aが前に 使ってた扇が自分の呪力に耐えれないで壊れたー って言ってたから、たまたま持ってたの貸したけど･･･それもそんな耐久性とか強いやつじゃないし」
『一歩間違えたらカウンターで死ぬやつ･･･』
真希「壊れたとしてもAなら素手でも申し分ない強さだし、大丈夫だと思ったんだよ」
「 まあ 壊れなくて何よりだ 」とケラケラ笑う真希先輩に この人は恨めないな、と苦笑しながら息を吐いた。
真希「･･･そんでここからが本題。新しい良い扇が手に入ったんだよ」
そう言って私の目の前に出したのは所々茶色･･･いや、赤黒く染まった白い扇。結納の際に用いる白扇みたいだけどこの斑点は･･･。
それを受け取って直ぐに感じた禍々しいオーラと持った瞬間手に馴染んだ扇に、ごくりと唾を飲み込んだ。
『真希さんこれ･･･』
真希「嗚呼、白扇だ。それは新婦が持つ“末広”ってやつだけどな。とある一族の結納前夜に新婦が失踪、新郎と集まっていた両家の親族達はその場で謎の死を遂げていて、そこに落ちてたのがソレってわけ」
『嗚呼･･･やっぱり。血痕ですか』
真希さんはこくりと頷くと「 この呪具 使いこなせるか？ 」と口角上げながら私を見遣る。
『･･･勿論。使いこなしてみせます』
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あいか - こんにちは。宿夢あんまりいいの無かったので、神小説で嬉しいです。上から目線ですみません…汗毎日読みます！ (4月26日 16時) (
レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き！！やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー！続き待ってます！ (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます！！これからも試行錯誤しながら頑張っていきます！lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！めっちゃ大好きです！！読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ！！恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜！！続き楽しみにしてます！！頑張って下さい！！ (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます！ドキドキしていただけて嬉しいです！<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります！#666666がグレーです！話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです！ (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナート | 作者ホームページ：@renato_uratuku
作成日時：2020年12月28日 14時
