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【 A side 】
まあ、あの五条先生がそう簡単に六本木へ連れていく訳もなく。
悠仁と野薔薇を廃ビルへと見送った。
・・・けど少し心配。
伏黒「やっぱ俺も行きますよ」
『やっぱり私も行きます』
五条先生に「 見事に被ったね 」と言われ 顔を見合わせると、恵くんが私に向かって クスッ と笑顔を見せた。
・・・何?最近みんなしてギャップ萌えさせに来てるよね?
可愛い 好き。
五条「とにかく 恵は無理しないの、病み上がりなんだから。それにA!Aが行ったらすぐ終わるからダメ」
伏黒「でも虎杖は要監視でしょ」
悠仁が要監視だなんて知らない と言うとまた厄介なことになるから黙っておいた。
五条「今回試されてるのは野薔薇だよ。悠仁はさ、イカレてんだよね」
『・・・確かに。一般の高校生だったのに特級呪物呑み込むし、躊躇なく異形を
五条「そ。才能があってもこの嫌悪と恐怖に打ち勝てず挫折した呪術師を見たことあるでしょ。
今日は彼女のイカレっぷりを確かめたいのさ」
伏黒「でも釘崎は経験者ですよね。今更なんじゃないですか?」
五条「呪いは人の心から生まれる。人口に比例して呪いも多く 強くなるでしょ?」
『! そっか、あんまり地方行かなかったから気付かなかったけど、地方と
五条「それだけじゃない。“狡猾さ” 知性をつけた獣は時に残酷な天秤を突きつけてくる。
命の重さをかけた天秤をね」
そんな天秤 実際に突きつけられたらどうすればいいの?正解が分からない。
『(そんな呪い、私にとってはそこらの1級よりずっと手強いし、遭いたくない)』
五条「お」
色んなことを考えていたら、いきなり建物の壁をすり抜けて出てきた呪霊。3・・・いや4級かな。
すると、恵くんが私を守るように前へ立った。
・・・あらやだイケメン。
伏黒「祓います」
五条「待って」
先生が恵くんに静止をかけた瞬間、呪霊が叫び声を上げて
五条「いいね、ちゃんとイカレてた」
.
「 綺麗なお姉ちゃん絆創膏ありがとう! 」
『 ・・・この子すごくいい子 』
「 僕もいつも褒めてるのになぁ 」
『 先生とこの子は別!早く連れて行ってあげてください 』
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あいか - こんにちは。宿夢あんまりいいの無かったので、神小説で嬉しいです。上から目線ですみません…汗毎日読みます! (4月26日 16時) (レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き!!やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー!続き待ってます! (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます!!これからも試行錯誤しながら頑張っていきます!lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ大好きです!!読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ!!恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜!!続き楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます!ドキドキしていただけて嬉しいです!<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります!#666666がグレーです!話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです! (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年12月28日 14時