第十三話 勝利 ページ15
*
かなりのスピードでボールが飛んでくる。
さすが歌姫先生、アラサーとはいえやはり呪術師、運動能力は普通に高いみたいだ。
フッと息を吐く。お腹に力を込めて…。
今だ!!!
三度目の正直。私は強く足を踏み出すと、一気にバットを振った。
確かな手応えがする。カキンッ!と良い音がした。
『っし!』
空高く上がったボールは虎杖くんが飛ばした方向とは少しずれていて、慌てて動き出した西宮さんでは追い付けそうにない。
すぅ…と弧を描いて、ボールはグラウンドの外に落ちていった。
「しゃー!!」
「たかなー!」
「Aナイスー!」
ベンチから一斉に歓声が上がった。パッと振り返れば、拳を突き出した同級生たちがいる。そう…同級生たちが。
『へへっ』
私も拳を突き返す。顔が熱い気がした。狗巻先輩に向かって、『塩にぎり食べにいきますねー!』と叫ぶ。
「しゃけしゃけ」
笑顔でピースサインを送ってくれた。
んんんん…!!大好き!!!
__30年度交流会 4ー1 勝者、東京校__
え?1点??…私がピッチャーのとき、歌姫先生にヒット打たれて取られちゃったんだよね…アハハ((
まあ2点取り返したんで、プラマイ的には1点プラスしてます!!許して!!!
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※作者は野球のルールを殆ど知らない、ド素人です。ルール的におかしいところがあるかもしれませんが、どうかお許しをm(_ _)m
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五条「強くなってよ。僕に置いていかれないくらい」
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