〜jaejoong〜約束　８

そしてクリスマスが終わる ページ38

PM11:40


もうすぐクリスマスが終わる


私の部屋に帰ってきてから、しばらく黙ってソファーに座っていた

１分１秒を惜しむように、繋がれた指先から彼の体温が熱く伝わってきていた


A「ジェジュン・・・ありがとう」

ＪＪ「ん？なにが？」

A「・・・全部。何もかも、ほんとにありがとう」


こんな私のために、ハードスケジュールをこなし、プレゼントを用意して、
料理にツリーまで準備してくれた

そして、こんな私のためにずっと歌いたかったと、あの曲を選んでくれた


『権利者の申告により削除』


さっきのあの曲のこのフレーズを歌う時に

私を見つめた彼の瞳が脳裏に焼き付いて離れなかった


A「ずっと一緒にいてね」


そう呟くと、優しく包み込みながらこう言った


「そんな言い方されたら、今日でもう会えなくなりそうで怖いからやめて」


そんなこと思うなんて


ずっと、好きなのは私のほうで

いくら彼が、私を好きだと、愛してると言っても

その何倍も私のほうが彼を想ってると感じてたのに


ジェジュン


少しはうぬぼれてもいいのかな


私が不安なときはあなたも不安になって

私が寂しいときはあなたも寂しくなって

私が泣けば、離れていってしまわないかと心配してくれるの？


２人で黙って抱き合っていると


いつのまにかクリスマスが終わった

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