〜jaejoong〜約束　８

電話の用件は？ ページ31

たくさん話をして、たくさん笑って、たくさん愛し合った私たちは
朝の５時にようやく眠りについた

ーーーーー


ジェジュンの携帯が鳴っている

私を抱き枕のようにして眠っている彼に起きる気配はまったくない


１度切れた携帯がまた鳴った


もしかして急に仕事でも入った？


ジェジュンを起こさないようにベッドから抜け出すと、ベッドの下に落ちていた携帯のディスプレイを見た


着信表示はユノ


やっぱり仕事になったのかな


A「もしもし？」

ＹＮ「あー、ヌナ？」

A「うん、おはよう」

ＹＮ「あ、ごめん、もしかしてまだ寝てた？」

A「え？なんで？」

ＹＮ「だってもう１時だよ。笑」


・・・・もうそんな時間なんだ


ＹＮ「ヌナ、メリークリスマース！ちょっと待ってね」


・・・？


ＪＳ「もしもしー！A？メリークリスマス！昨日は楽しいイブだった？
僕がAの笑ってる写真選んだんだけど、気にいった？」


A「そうなんだ、ありがとう、あ、メリーク・・・」

言い終わらないうちに声が変わった


ＹＣ「ヌナ〜、メリークリスマス！ 寂しいのもう大丈夫？笑」

A「メリークリスマス！うん、もう大丈夫。」

ＹＣ「声がすっかり元気だなぁ〜。さすがはジェジュヒョン。ん？ヒョンは？」

A「あー、まだ寝てる。」

ＣＭ「まだ寝てるんですか？」

A「びっくりした！あはは、ユチョンと話してるつもりだったよ」

ＣＭ「ヌナ、ヒョンが起きたら伝えてください。
今夜は１０時には宿舎に帰るからそろそろ夜食お願いしますって。」


すると、後ろからユノの「だめだよ邪魔したら。ジェジュンに怒られるよ」って声が聞こえた


ＣＭ「冗談ですよー。あ、ヌナ嘘ですからね。２人でゆっくり楽しんで下さい」


そしてそのまま電話が切れた


ん？メリークリスマスっていう電話だったのかな


ジェジュンを見ると、まだまだ夢の中


・・・素敵な仲間に囲まれているんだな


彼の寝顔にそっとKISSをして、キッチンに向かった

満ち足りる→←果てしなく続く夜へ

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