〜jaejoong〜約束　８

ないないない！ ページ11

夜、家に帰ってからもコウちゃんの言ったことが引っかかった


浮気？


「いや、ないないない！！ジェジュンに限って絶対ない！」


声に出すとちょっと吹っ切れた気がした

よし！このままオフロに入っちゃおう！


・・・・・・


「ないないない！絶対ない！ないないない！絶対ない！」


一人で呪文のように唱えながらオフロに入ってると、外からいきなり笑い声がした


ＪＪ「あっは！あはははは！！A、何言ってんの〜？」


！！！！！


聞かれた！


A「・・・なんでいきなり来るの〜！」

ＪＪ「なんでって、あっは！！いつものことじゃん。入っていい？」

A「ダメ！！」

ＪＪ「何で？」

そう言いながらもう入ってきた


A「ダメって言ったのに！」

ＪＪ「もうおそ〜い」


ザブン！と湯船に入ると、すぐにいつもの姿勢になった


ＪＪ「何がないないない！なの？笑」

A「・・・秘密」

ＪＪ「あっははは！A、一人の時いつもあんな事言ってるの？」

A「一人暮らしが長いと独り言も増えるの！」

ＪＪ「あーなんか、久ぶりにこんなに笑った〜あっははは！」

A「・・・今日は随分早く終わったんだね」

ＪＪ「ん？そう？でももう１２時過ぎてるよ〜」


・・・もうそんな時間なんだ。変な事考えてたから気付かなかった・・


ＪＪ「今日はリクエストなしね」

A「なんで？」

ＪＪ「んー・・ちょっと疲れてるから、こうやってたい」


私の肩に顔を埋めて言った


A「ジェジュン」

ＪＪ「ん？」


・・・・・優しいこの声がすきだなぁ


ＪＪ「なに？」


A「うん・・・かなり疲れてるみたいだから、

今日は私が髪の毛も体も洗ってあげる！」

ＪＪ「ほんとに？いいの？」


そう言って嬉しそうに湯船から出ると、「お願いしまーす」と言って首をうなだれた

わざとゴシゴシ力を入れると痛い痛いと笑ってる


そんな嬉しそうに笑う彼と一緒にいると

コウちゃんの言ってたことなんて、すっかりどこかへ飛んで行ってた


こんなにも幸せなのに

馬鹿げたこと考えてごめんね


心の中でジェジュンに謝った

プレゼント→←大丈夫？

ラッキーアイテム

革ベルト

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