〜jaejoong〜約束　８

２人乗り ページ1

１１月下旬

街はすでにクリスマスモードに入っていた


東方神起は年末に向けてますます忙しく、

私とジェジュンが会えるのは、夜中彼がうちに来て朝私が出勤するまでの何時間だけ。

それでも、疲れた体で３日に１回は会いに来てくれる彼と

何も問題なく毎日を過ごしていた


ある日の土曜

起きるとすごくいい天気だった


・・・わぁー寒いけどいい天気！出掛けたいなぁ・・・


ジェジュンは今日も朝から夜遅くまで仕事

よっしーはただいまツワリ真っ最中・・・。


久しぶりに自転車で駅前のお気に入りのショップに行って買い物を楽しもうと決めた


自転車で坂道を下ってると寒さで顔が冷たくなっていくのが分かる

・・・でも、気持ちいい〜！


「A−！！」


いきなり後ろから大きな声が聞こえた


キキィーッ

慌てて自転車を止めて振り返る


「・・・・ジュンス〜！？」


ニコニコ笑顔でジュンスが立っていた


A「え〜？何で？仕事は？」

ＪＳ「今日は午後からだから〜。久しぶりに半日休み！」


・・・・・え？


A「ジェジュンも？」

ＪＳ「・・・あーヒョンは仕事・・・」


・・・・なんかおかしいな


A「何でジュンスは半日休みなのにジェジュンは仕事なの？」

ＪＳ「あ、あーーそれは、何て言うか・・・」

A「・・・何か怪しいな。何？」

ＪＳ「・・・僕もよく分かんないけど〜、ほんとにヒョンは仕事だから！大丈夫！」


・・・・大丈夫って何が？笑


ＪＳ「Aは？どこ行くの？」

A「ん？あぁ、久々にショッピング」

ＪＳ「いいなー！僕も行きたい！」

A「行きたいって・・・大丈夫なの？」

ＪＳ「まだ時間たっぷりあるから大丈夫。一緒に行こう！」


・・いや、時間じゃなくてあなた東方神起ですよね？


ジュンスの格好を見ると、黒のダウンにジーパン。黒のキャップ

どこから見ても普通の男の子。こう言ってはなんだけど、オーラない(笑)


A「大丈夫かな。・・・いいよ！そのお店メンズもあるし行こう〜」

ＪＳ「イェーイ！じゃあ僕が運転する！」


自転車にまたがると、早く乗って！と嬉しそうに笑ってる


後ろに横座りではなく、ちゃんとまたがると、凄い勢いで坂を下った

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