約束〜jaejoong&changmin〜I LOVE YOU BABY編

邪魔 ページ10

「イターーーーーーーーーーーーイ！！！」



分娩室でも
私の叫び声が響きまくる



涙と汗でぐちゃぐちゃの私を見て


JJ「だからもういらないって思ったのに・・・」


と

泣きそうな声でつぶやいたのを

痛みに苦しみながらも

しっかりと聞いてしまった



「ジェジュンはなにも苦労してないでしょ！！」

「え！？」

「いらないって思うのは私！！！」

「え、あ、う、うん！そう！！そうです！！！」

「なんとかして！！！」

「な、なんとかしてくださいっ！」

「・・・・あとちょっとですよぉ〜(苦笑)」




付き合ってられません。って空気を出しまくりながら
助産婦さんがタイミングを見て「いきんで〜」「休んで〜」と繰り返す


どれくらい時間が過ぎたか


ヒロの時は意識がなくなりそうで
だけど痛すぎてなくならなくて

そんな中ようやく、って感じだったけど


まだまだこれだけ叫べるから大丈夫！


自分で自分にそう励ましながら

隣に立つジェジュンの手を握って

２人目の天使との対面を待った





「Aがんばって。ヒッヒッフー」

「あ、今はいきまないでくださいね〜」

「す、すみません」

「いたぁ〜〜〜〜いぃぃぃ！！」

「赤ちゃんも頑張ってますからね〜」

「A、赤ちゃんもがんばってるって」

「聞こえてるから！」

「はい、いきんで〜」

「A、ヒッヒッフーー」

「うるさいっ！！ンーーーーーーーーーッ！」

「あ、目、つぶっちゃだめですよ〜」

「なんでですか？」

「顔の血管切れちゃうから」

「A！目つぶっちゃだめだって！！」

「だって痛いんだもん！！」



するとジェジュンが

繋いでいた手を離して

私の両頬にバッと両手を置いて包んだ



「血管切れませんように血管切れませんように」



・・・・・



「ジャマ！！！！」



これを見て

助産婦さんが大笑いした

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