約束〜jaejoong&changmin〜I LOVE YOU BABY編

【身勝手】 ページ43

「おかわり入りますか？」

「もういい」



丼に２杯、ぺろりと平らげたチャンミンさんは

満足そうにそう言って、ソファーに移動した





「あ〜美味かった。さすがお父さん」

「ですね」



テーブルの上を片づけながら

綺麗になにひとつ残っていないお皿を見て

ほんとにさすがだな。なんて思った





「愛来」

「はい？」

「ちょっと来て」

「片づけてからでいいですか？」

「あとにして」

「・・・片づけないと落ち着かなくて」

「いいから早く」




シンクの中に残ったまだ洗っていないお皿に後ろ髪を引かれながら

チャンミンさんのいるソファーに行く


なんだろう？？



真面目な顔して座ってるから

隣に座って、黙って話し始めるのを待つと



「一個だけ。昨日の話」


と

ますます真面目な顔して言った



「・・・？はい・・・」

「なんでも許してもらえると思うなって言った、アレ」

「あ、あれは・・・」

「許して」

「え？」

「何でも許すって言い直して」

「えぇ！？」

「なんで許せない？俺のこと好きじゃないの？」

「す、好きですよ」

「じゃあなんでも許せ」

「そ、そんな」


身勝手な。




と思ったけど


チャンミンさんは真顔だし


よく考えれば


許さないわけがないんだ



私がチャンミンさんのこと

チャンミンさんがどんなことをしたって

許せないわけがないじゃん




「はい。」


大きく頷いて、しっかり返事をした私



以外にもあっさり返事した私に

チャンミンさんは少し目を丸くしてから

安心したような顔を見せた



「お皿、洗ってきていいですか？」

「ダメ」

「え？」

「したい。」



そしてそのまま力強くソファーに押し倒すと

深く深く

KISSをした

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