約束〜jaejoong&changmin〜I LOVE YOU BABY編

【秘めていた思い】 ページ24

「おはようございます・・・」

「うん。ごめんね、朝早く。でも寝てないだろうな〜と思って(笑)」

「はい、寝てなかったから大丈夫です」




車に乗ると
発進させず
ジェジュンさんは爽やかに話し始めた

小さな音で、東方神起の曲が流れてる


この曲、なんてタイトルだったかな、なんて

そんなことを思った時

いきなり、またまた爽やかに言った



「昨日ごめんね」

「・・・え？」

「俺が病院行くのおっそくなっちゃって・・・それでチャンミンなかなか帰れなかったから」

「いえいえいえいえいえ、そんな！ジェジュンさんのせいじゃありません！」

「俺が悪いって」

「な、なんでですか！全然悪くないですよ！！」

「俺が悪いんだって。Aに怒られた」

「え・・・・」

「でもさ、ここだけの話・・・っていうか、これ、俺と愛来ちゃんしか分かり合えないと思うんだけど」

「・・・はぁ・・・」

「Aとチャンミンってさ、なんかムカつかない？」

「・・・え！？」

「仲良すぎて。俺ムカつくんだけど、そんなことない？」

「ム、ムカつくなんて・・・そんな・・・」

「マジで？えーじゃあ俺だけかぁ。ヤキモチ妬いてるの」

「・・・・ヤキモチ・・・」

「うん。なーんかあの２人、ケンカする割に仲いいと言うか、分かりあってると言うか・・・
考えたらムカつくから考えないようにしてるけど」

「・・・・・」



唇を尖らせて、そのまま前を向いてる。



実はグサッと胸に刺さっていた


≪ヤキモチ≫


まさにそれだったから。


私に会いに来る予定だったのに
Aさんを取った。

なんて

事情が事情だったにも関わらず

そう思ってしまった。


もしも相手がユンさんだったら

そんなこと思わなかった


Aさんのこと大好きなのに

なぜか嫉妬してしまう



誰にも言えなくて

自分の胸の奥に閉まっていた気持ち

こんなこと思う自分はとてつもなく恥ずかしい人間だって思ってたのに

今

ジェジュンさんが

サラッと

あっけらかんと言った

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