約束〜jaejoong&changmin〜I LOVE YOU BABY編

【はじめて見る顔】 ページ13

AM１：３０



ピンポン♪



！！！！！！



き、来た！？



慌ててモニターを見ると

やっぱりのチャンミンさんが映ってる




遅すぎる(泣)





このまま寝てる振りして出ないでおこうか。


なんて

もちろん思うだけで

さっさとオートロックを解除してしまった


あぁ、情けない。



玄関のカギを開けてソファーに戻ると

数秒後にはガチャッて音がして


「ただいま・・・」


って言った



≪ただいま≫


私が待ってるここが自分の家みたいに


そう言ってくれて


怒りが吹っ飛びかけて

顔見たら

言いたいこといっぱいあるのに

なにも言えなくなってしまった




「・・・お・・おかえりなさい・・・」

「疲れた・・・」

「え？」



ドサッと

私が座るソファーに体ごと投げ出して

長い脚はソファーの外に出た状態で

私のお腹に顔を埋めてる




「・・・Aさん・・・」

「うん、産まれた」

「・・・そうですか・・・」

「・・・ごめん」

「・・・はい・・・」

「怒ってる？」


お腹から顔を外して

私を見上げた




・・・・・・・



「どうして連絡してくれなかったんですか？」

「・・・・ごめん。携帯落として」

「・・・Aさんの携帯から掛けれたと思うんですけど・・・」

「うん・・・思ったんだけど、ヌナが大変で。
愛来に電話するって言ったら気ぃ使って、帰っていいって絶対言うと思ったし」



それの何がいけないんだろう。

私だってかなり大変だった

この数時間

めちゃくちゃ長くて苦しんだのに


と、チャンミンさんが体を起こして

ソファーに座りなおした




「産まれたって聞いて、そうですか。って、それしかない？」




初めて見る

怒った顔だった

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