〜jaejoong〜約束　Hello Baby編

マタニティブルー？ ページ32

父「おぉ〜〜〜！ヒロ君！！！じぃじだよぉ〜〜」


部屋に入るなり
私とジェジュンなんて目に入っていないかのように
ヒロに向かって真っ直ぐ進み
ベビーケースの中のヒロを愛おしそうに見つめてる


A「体大丈夫なの？」

父「ヒロく〜ん、よく生まれてきたね〜」

・・・・・・

私の声なんてまったく聞こえてない様子


ジェジュンが立ち上がって、お父さんの横に並んだ


JJ「抱っこしますか？」

父「え！いいのかな？」

JJ「あっはっ、いいに決まってるじゃないですか」

そっとジェジュンがヒロを抱きあげて
お父さんに差し出すと、怖々とヒロを抱くお父さん


感極まったのか、泣き出した


父「がんばったなぁ。うん、よくがんばった」


A「私にも言ってくれる？」

どうせ聞こえてないだろうと
パンを食べながら独り言みたいに言ったら


父「Aちゃん、ありがとう」

一歩、私に近付いて
ヒロを抱いたまま言った


父「こんな可愛い孫を産んでくれて・・・お父さんをおじいちゃんにしてくれてありがとう」

泣きながら言うから
本当に情けない顔だったけど


マタニティブルーってやつなのかな


鼻の奥がつんとして
お父さんを見ると私まで泣いてしまいそうだったから
無視してディナーを食べ続けた


ジェジュンが優しく見つめてるのが分かる


母「ジェジュン君、下でマネージャーさんに会ったわよ」

お母さんが部屋に入ってきた
そして、その後ろにはマネージャーさんも


JJ「あ、お疲れ様です。早くないですか？」

ﾏﾈ「明日の朝早いから、早めにこっち出ないといけなくて・・・
Aさん、おめでとうございます」

A「ありがとうございます。すみません・・・ジェジュンに３日も休んでもらっちゃって・・・
仕事の調整大変だったんじゃないですか？」

ﾏﾈ「大丈夫ですよ。早く赤ちゃん見たいから全員ついてくるって聞かなくて、それをなだめるほうが大変でした(笑)」

JJ「あ〜、Aが東京に戻るまで、こっちから仕事通いたいな〜」

ﾏﾈ「それだけは絶対無理だから諦めて」

JJ「・・・はぁ・・・・」


お父さんが抱くヒロを
ジェジュンが悲しそうに覗き込む


なにも知らない天使はスヤスヤと眠ってる


ﾏﾈ「ジェジュンにそっくりだな」


マネージャーさんの言葉が
なんだかすごく嬉しかった

お祝いの声→←お父さん

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