KISS ページ10
PM2:30
実家の前にタクシーが到着した
ジェジュンを空港まで乗せて行くタクシー
玄関先でお母さんに挨拶をすると
２人で外に出た
泣きそう・・・・
広い背中を見ながら後ろを歩いていたら
急に寂しさが押し寄せた
JJ「空港着いたらでん・・・」
クルッと振り返ったジェジュンが
私の顔を見て言葉を失う
A「だから品川で見送って欲しかったのに。見送られるより見送る方が辛い」
恨めしそうな目でジェジュンを睨んだけど
涙声だから格好つかない
困ったような、寂しい様な、切ない様な
そんな顔で、私をギュッと抱き締めた
JJ「こっちの仕事いっぱい入れてって頼むから。仕事なくてもなるべく会いに来るし
電話もメールも毎日いっぱいする。だからそんな顔しないで。」
A「ごめん・・・母親になるのに情けないよね。大丈夫、タクシー乗って」
運転手さんが、外に立って待っていて
いきなり間近で抱擁する私たちに
見てはいけないと思ったのか
背中を向けてくれた
それを知ってか、ジェジュンが私のおでこにKISSをした
JJ「行ってきます。体、気をつけてね」
A「行ってらっしゃい。電話して」
そう言ったけど、まったく動こうとしないで
少し見つめ合って
もう一度ジェジュンが私を抱き締めて
真昼間なのに
そこにタクシーの運転手さんもいるのに
すっかり２人きりの世界な私たちは
KISSをした
ラッキーアイテム
革ベルト
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とも(プロフ) - 何度読んでも幸せ気分になれます！ジュエルさんありがとうございます(^^) (2011年12月20日 23時) (
レス) id: 2a2a4a8467 (このIDを非表示/違反報告)
みな - 私はこんなのほほんとしたのも大好きです。私も最近小説始めて、書く側の立場で読むとほんとにすごいなって思います。頑張ってください！ (2011年12月1日 1時) (レス) id: eeeef7dcea (このIDを非表示/違反報告)
NAO - ジュエルさん、ジェジュンと私の愛の結晶の誕生を、わくわくしながら読ませていただいてます。苦しくて痛くてもヒロに会えるなら・・・頑張れる！! (2011年11月29日 23時) (レス) id: 3f7a3eb0e2 (このIDを非表示/違反報告)
みー - ふと笑ってしまうような小説で、読むのが楽しいです！ Fighting!!!!! (2011年11月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 42d826461b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - また読み返してきましたー！ドキドキワクワクです！楽しみ〜！ (2011年11月29日 8時) (レス) id: e45c8b0bef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジュエル
| 作成日時：2011年11月8日 0時
