合わない息 ページ22
その夜は、本当に楽しかった
お父さんたち行きつけのお鮨屋さんは小さく
貸し切りにしてくれたから
思う存分はしゃいで、食べて、騒いだ
私と彗ちゃんから聞く「キャバクラ事件」にユンさんは
しばらく不機嫌だったけど
ﾕﾝ「彗ちゃんとAさんがヒョンジュンさんのミュージカルなら、私は何にしようかな」
これまた初めて見る意地悪な顔で
ユノに言った
YN「な、何しようって、何かするの！？」
ﾕﾝ「じゃないと不公平。ユノが大嫌いな言葉だよね、不公平。」
YN「ま、待って待って。クロニカ〜、ネガチャルモテッソヨ・・・」
ﾕﾝ「いきなり韓国語にならないで。それ、焦ってる時の癖だよ」
YN「ミア・・・あ、ご、ごめん・・・」
すっかりたじたじなリーダーに、メンバーは大笑い。
YC「やぁ〜、彗が一番って思ってたけど案外ユンちゃんの方が怒ったら怖いかも」
JS「マネージャーやってる時も、怒ったら怖かったじゃん」
CM「浮気するならヌナみたいなぼーっとしてる人が奥さんじゃないと
彗子ヌナみたいなタイプには隠し事できないですよね」
・・・・・・・・
A「・・・私のどこがぼーっとしてるの！」
CM「今の間です。」
『あははははははははッ』
小さな店内に始終響きっぱなしの笑い声は
きっと外まで聞こえていただろう
これ以上いい胎教なんてない
みんなの笑顔を見ながら
本当にそう思った
彗「お父さんは、浮気したことないんですか？」
いきなりの彗ちゃんの質問に
みんなが一斉に両親に注目する
カウンターの一番端に座る２人は
私たちの会話を聞きながら嬉しそうに笑ったり
２人の世界に入ったりしていたけど
父「あるわけないじゃまいか。」
母「ないわけないじゃない。」
初めて、息が合わなかった
ラッキーアイテム
革ベルト
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とも(プロフ) - 何度読んでも幸せ気分になれます！ジュエルさんありがとうございます(^^) (2011年12月20日 23時) (
レス) id: 2a2a4a8467 (このIDを非表示/違反報告)
みな - 私はこんなのほほんとしたのも大好きです。私も最近小説始めて、書く側の立場で読むとほんとにすごいなって思います。頑張ってください！ (2011年12月1日 1時) (レス) id: eeeef7dcea (このIDを非表示/違反報告)
NAO - ジュエルさん、ジェジュンと私の愛の結晶の誕生を、わくわくしながら読ませていただいてます。苦しくて痛くてもヒロに会えるなら・・・頑張れる！! (2011年11月29日 23時) (レス) id: 3f7a3eb0e2 (このIDを非表示/違反報告)
みー - ふと笑ってしまうような小説で、読むのが楽しいです！ Fighting!!!!! (2011年11月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 42d826461b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - また読み返してきましたー！ドキドキワクワクです！楽しみ〜！ (2011年11月29日 8時) (レス) id: e45c8b0bef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジュエル
| 作成日時：2011年11月8日 0時
