〜jeajoong〜約束　赤ちゃんが欲しい！編

ドライブ３時間 ページ6

食後のドライブは３時間にも及んだ


家に帰って話してもいいのに
なぜか２人とも帰りたくなくて
夜の高速を走ったり
行ったこともない道を探索したり


週刊誌の話は無意識にまったくせず
相変わらずの私たちだった


JJ「あ！あれってラブホテル？」

A「そうじゃない？」

JJ「・・・」

A「行かない」

JJ「あっは、まだ何も言ってないじゃーん」

A「行く？って言いかけたでしょ」

JJ「行く？」

A「行かないってば(笑)」

JJ「なんで？」

A「生理。」

JJ「え〜まだ？」

A「まだ。明日かあさってまで」

JJ「それくらいなら出来るんじゃないの？」

A「出来ません」

JJ「・・・・」

A「わざわざホテルまで行ってご奉仕なんてしないからね」

JJ「だから、まだなにも言ってないじゃん」

A「ご奉仕しに行く？って言いかけた」

JJ「すごいA、俺の心読んだ！」

A「しないけどね。」

JJ「・・・家に帰ったらしてもいいかな？って思ってる。」

A「・・・・・」

JJ「あっは、俺もAの心読んだ♪」


赤信号でKISSをしたり

運転する横顔を見つめたり

手を握り直したり


なんてことのない時間
２人だけの空間

愛と幸せがいっぱい溢れて

明日からのことなんてまったく考えてなかった

ただ、今が楽しくて幸せで

それだけで満足な２人

虫の声が聞こえる夜に

笑い声が車内に響いて


好きだな、なんて

改めて思っていた

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