〜jeajoong〜約束　赤ちゃんが欲しい！編

秘密 ページ48

デザートが運ばれてきて

それがあまりにも可愛くて美味しそうで


「わぁ〜っ・・・これツイッターに載せて」


目を輝かせてプレートをジェジュンに向けると
その私を嬉しそうに見つめてる


A「・・・なに？」

JJ「あっは、幸せだなーと思って」

A「うん。新年早々こんな美味しいモノ食べれて幸せ。これなんだろうね」

JJ「ホットックをイタリアン風にしてるんじゃない？写真撮る」

A「うんうん。食べるのもったいないね」


ジェジュンが携帯で撮るのを見ていたら
フォルダに納まったそれをツイッターに上げようとしてるのか
携帯をいじりながら
さり気なく、って感じで言ってきた


JJ「もう終わった？」


・・・・・・？


A「なにが？」


キョトンとしたら、視線を携帯から私に向けた


A「・・・まだ一口も食べてないけど・・・」

目の前のデザートのことだと思って
不思議そうな顔をすると


JJ「じゃなくて・・・・」


めずらしく口ごもる


A「なに？・・・」

JJ「・・・あれ」

A「あれ？」

JJ「・・・・生理・・・」


あ・・・・


見つめ合う２人に
ちょっと変な沈黙が流れた


『妊娠してなかった。』


ってメールしたから

きっと生理になったんだと思ったジェジュン


その夜も、韓国に来てからも
一度も肌を合わせてなかった


実は、その生理には

まだなっていなかった


だけど言いだせなかった


ついこないだ
期待させてダメだったし

検査薬は陰性だったし

もうすぐ到着しそうな下腹部の痛みも時々あるし


そのうちなるだろうと思ってるうちに

気付けば新年を迎えていたけど


ジェジュンはその事実を知らない


「もう終わった？」って聞いたのは


≪今夜できる？≫

の合図だけど


何も答えられなくて

そんな私を

今度はジェジュンが

不思議そうに

見つめていた

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