〜jeajoong〜約束　赤ちゃんが欲しい！編

紛れもない姿 ページ41

へ！？


動きが止まった私の目に

開けっぱなしだった寝室の前を

凄い速さで掛け抜けた

一瞬だけど


紛れもなく

ジェジュンだった


そして

通り過ぎたと思ったら

戻ってきた


息を切らして

入口に立っているのは


やっぱり

間違いなく

ジェジュンだ


・・・・・・


A「ど・・・どうし」


言い終わる前にもう
ジェジュンの中にいた


JJ「やっぱり泣いてた・・・」


ぎゅうっと抱きしめながら
耳元でつぶやく


そんなこと言われたら
一瞬止まっていた涙が
またどんどん溢れて
止まらなくなる


A「・・・大丈夫だって言ったのに」

JJ「俺が大丈夫じゃない。一人で泣きながら夜過ごすつもりだったの？」

A「・・・・」

JJ「泣いてるって分かってるのに一人に出来ると思う？」


体を離して顔を覗く


なんでこんなに優しいの


A「ジェジュンの赤ちゃん欲しかった・・・」

ぐちゃぐちゃの泣き顔で訴える

どっちが年上なのか
誰が子供なのか分からない


だけどジェジュンは

「そうだね」と言って


もう一度抱き締めると

優しく背中を撫でてくれた


私が泣きやむまでずっと

なにも言わず

ただ背中を

撫で続けていた

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