〜jeajoong〜約束　赤ちゃんが欲しい！編

２人でいれば ページ34

・・・なんか温度差感じるんですけど。


A「・・・ジェジュンだって赤ちゃん欲しいって言ってたじゃん」

JJ「うん、欲しいよ」

A「じゃあなんでそんな感じなの？」

JJ「なにが？」

A「Aがそうしたいんなら、って。俺は別にそうしたくないけどって聞こえる」

JJ「そうじゃなくて・・・Aがしたいようにすればいいってこと」

A「だからそれってジェジュンはそう思ってないってことでしょ？」

JJ「そんなことない。Aのしたいことが俺のしたいことだから」

A「・・・本当のこと言って。バカバカしいって思ってる？」

JJ「思ってるわけないじゃん。どしたの？」


頭を上げて、私の顔を覗きこんだ


ほんとだ
どうしたんだろう私


なんだか自分が恥ずかしくて
情けなくて
腹が立った


A「どうもしない。・・・オヤスミ」


背中を向けたら
後ろからギュッて抱きついた


JJ「３日に１回頑張るから。頑張らなくても出来るけど」

A「したくなかったらしなくてもいいよ」

JJ「したくない日なんてないんだけど」

A「・・・・」

JJ「あ、でもどうしよう。今年は韓国だ」

A「なにが？」

JJ「年末年始。今年は韓国」

A「そうなの？」


クルッと体を回転させて向かい合ったら
その瞬間にチュッとされた


A「・・・韓国って・・・ほんとに？」

JJ「うん。今年は日本の賞レース辞退して韓国の仕事優先だって。」

A「そうなんだ・・・」

JJ「クリスマス明けから韓国行くけど、もし今回で妊娠したら
A飛行機乗っちゃダメじゃん。どうしよう」

A「・・・そんな理由の『どうしよう』だったの」

JJ「え？・・・他になんかある？」

A「まだ出来てもない赤ちゃんの心配してたんだ(笑)」

JJ「だって３日に１回すれば出来るなら今月きっと出来てるじゃん」

A「じゃあ今年の年末年始は日本と韓国で離れ離れだね」

JJ「新婚早々無理〜っ」


向かい合ったまま
ぎゅう〜〜っと抱きしめる


いつの間にか空気が和んで
いつもの私たちだった


つい忘れがちな私に
こうやって教えてくれる


≪１人から２人≫


パリで買ってくれた
ブレスレットの意味


２人でいれば寂しくなんかない

十分に幸せなんだ、ってこと。

自然に任せて→←したいように。

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革ベルト

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