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彼らの声 ページ10

よ「だけどAは気付いてない。なにも持ってないけどなんでも持ってたのに」

泣いてる私を気にすることなく、彼女は続けた


よ「なにも持ってない自分でも、そんな自分を好きだと言って抱きしめてくれる人がいて
その人が最愛の人だっていうことは、何にも変え難い幸せなんだよ」

A「・・・・・」

よ「Aってさ、世の女性に妬まれてバッシング受けても仕方ない存在だったのに
そうならなかったのはジェジュン君のお陰じゃなくて、Aの力なんだよ」


よっしーの言葉は元々とても説得力があるけど
今夜は一段と胸に響く


A「・・・私はなにもしてないよ。ジェジュンに守られてただけ」


素直に受け取れない私に、少し笑ったのは
本当は嬉しいくせに、って思ったのかな


よ「『ジェジュンがこんなに幸せそうなんだから仕方ないか』って思わせたのはAの力じゃん」

A「・・え?」

よ「全世界にいるんでしょ?彼のファン。その子たちにそう思わせる事が出来るのって簡単なことじゃない
だけどAはそれをいとも簡単にやってのけた。自分では気付いてないだろうけどそれって凄いこと」

A「・・・なにも考えてなかっただけだよ」

よ「そう、それでいいの。なにも考えずジェジュン君の傍にいるAが彼を幸せにして
そんな彼を見たファンがAを認めたんだから」

A「・・・・・」

よ「それって、きっと私が知ってる限りではAぐらいにしか出来ないことだよ」


私にしか出来ないこと


お世辞やウソを言わないよっしーだから
疑いはしなかった


私にしか出来ないことは、ジェジュンを幸せにすること


今までに何度か言われたことがある言葉だった

それは、彼に一番近いメンバーから


私がいればジェジュンは幸せだから
私じゃないとダメ
ジェジュンを幸せにしてくれてありがとう


彼らの声が耳元で蘇って

罪悪感が私を襲った

脳裏に浮かぶ顔→←初めての涙


ラッキーアイテム

革ベルト


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はる(プロフ) - はじめまして!!はると申します。涙が止まりません!!こんな素敵な作品に出会えて良かったです( ☆∀☆) (2015年9月18日 10時) (レス) id: 4a5b98066f (このIDを非表示/違反報告)
のんゆちょ(プロフ) - 2回目読み直してるんですが、涙腺崩壊しました。゚(゚´Д`゚)゚。ユチョペンなのに、ジェジュンに溺れてます(笑) (2014年2月8日 3時) (レス) id: 370935d6a5 (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - どうも~。やばい!やばい!やばい!ジュエルさん、ほんとにすごいです!何度読んでも泣いちゃいます。 ジュエルさん、大好き。 (2014年1月25日 22時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
terupine(プロフ) - 娘の合格発表をみに行く途中なのに二人のことが気になって泣きながら読んでいる横で娘の冷たい視線…こんな母を許して〜でもジェジュンも娘もハッピーで何よりです (2013年3月11日 10時) (レス) id: b3c9e86178 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - またまた最初から読み返しててやっぱりこの回は号泣。本当に小説でほしいです!! (2012年8月29日 23時) (レス) id: 061fa96b47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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