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聞きたかった ページ49

JJ「でも・・・俺も限界だった。もしかしてこのまま俺の事忘れるのかなって思い始めてたし」


私の頭を自分の胸に押さえ込んだまま話す
顔を見られたくない時にする、ジェジュンの癖だ


JJ「だからジュンスの話を聞いて、昨日の夜遅くお母さんに電話した」


え?

顔を上げようとしたら、またぐっと押さえこまれた


JJ「電話に出た瞬間『私たち明日から京都なの。
迎えに来るなら明日がチャンスよ。避妊はちゃんとしてね』だって。あはっ」

A「・・・信じられない」


ジェジュンの胸に顔を埋めたまま、小さくつぶやいた


ほんとに信じられない
娘があんなに泣いてたのに


JJ「僕はまだ息子になる資格ありますか?って聞いたら
『もうとっくに息子なのに、どうしたの?』って笑ってくれて・・・嬉しかった」

A「・・・・」

JJ「A泣かせて怒られると思ったのに・・今まで通り優しく笑ってくれて・・・
俺、Aのお母さん大好き」

ぎゅうっと腕に力を入れて、私の頭にKISSをした


A「泣かせたのは私のほうだよ・・・ジェジュン泣いてたでしょ?」

胸に顔をつけたまま、籠った声で言った私
いつもみたいに「泣いてねーし!」とは言わず

唇を私の頭につけたまま、じっと黙っていた


A「ごめんね・・・一生かけて償っていくから」

ジェジュンの胸にむかってつぶやく


A「もう絶対離れないから・・・」

心臓の音が早くなったように感じる


A「・・・愛してるよ」

もう一度つぶやいたとき
ようやくジェジュンの胸から解放された


顔を上げると、切なげな瞳で私を見つめてる


キラキラの瞳に映る自分を見るのも久しぶりで
しばらくそのまま見つめ合った


ジェジュンの右手が不意に私の頬を包んで
親指が唇に触れた


JJ「・・・いい?」


言われた時


『ずっと聞きたかった』


答えようとして

唇を塞がれた

作者より→←本当の意味


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革ベルト


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はる(プロフ) - はじめまして!!はると申します。涙が止まりません!!こんな素敵な作品に出会えて良かったです( ☆∀☆) (2015年9月18日 10時) (レス) id: 4a5b98066f (このIDを非表示/違反報告)
のんゆちょ(プロフ) - 2回目読み直してるんですが、涙腺崩壊しました。゚(゚´Д`゚)゚。ユチョペンなのに、ジェジュンに溺れてます(笑) (2014年2月8日 3時) (レス) id: 370935d6a5 (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - どうも~。やばい!やばい!やばい!ジュエルさん、ほんとにすごいです!何度読んでも泣いちゃいます。 ジュエルさん、大好き。 (2014年1月25日 22時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
terupine(プロフ) - 娘の合格発表をみに行く途中なのに二人のことが気になって泣きながら読んでいる横で娘の冷たい視線…こんな母を許して〜でもジェジュンも娘もハッピーで何よりです (2013年3月11日 10時) (レス) id: b3c9e86178 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - またまた最初から読み返しててやっぱりこの回は号泣。本当に小説でほしいです!! (2012年8月29日 23時) (レス) id: 061fa96b47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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