〜jaejoong〜約束　５３

５文字の言葉 ページ44

気持ちが離れたんじゃないよ


言いたいのに、喉の奥で言葉が詰まる
声を出したら泣きそうだった


じっと私の瞳を見て


JJ「・・・でも気持ちが離れてたから出会う前に戻りたいって言ったんだと思う」

得意の

私の心を読んだ


我慢していたのに
また涙がこぼれてしまう

それを優しく指で拭ってくれた


A「ごめんなさい・・・でもジェジュンが嫌なんじゃなくて自分が嫌だった
何の取り柄も夢も持たない私が、ジェジュンの隣にいてもいいのかなって・・」

JJ「なんでそんなこと思うの？」

A「だってジェジュンは輝いてるのに・・・」

JJ「Aがいないと輝けないのに」

一瞬たりとも視線を逸らさず
はっきりと言い切る


これがジェジュンだ


付き合った時から変わらない

揺るぎない自信で、私を愛してくれる


腕を伸ばして、しがみつくように抱きしめると
ぎゅうっと力を込めて抱きしめ返してくれた


A「愛してる」

JJ「・・うん」

A「愛してるよジェジュン」

JJ「うん」

A「ほんとにほんとに、愛してるから」

泣きながら訴えた


愛してるなんて言葉じゃ足りないけど
この言葉意外伝えたいことはない

この言葉以上の愛の言葉を私は知らない

だから何度も繰り返す


【愛してる】


５文字の言葉を何度も何度も

最愛のジェジュンに

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