〜jaejoong〜約束　５３

背中を押した言葉 ページ12

A「バカ女なりに一人でゆっくり考えるから」

乱れ切った髪もそのままに
怖い顔したよっしーを見る


よ「ゆっくりする時間があればいいけど」

そんな私に冷静に答える


A「どういう意味？」

よ「戻るなら早くしないと、人の気持ちなんてどうなるか分かんないってこと」

A「も・・・戻るの？」

よ「戻らないの？」

A「・・・・・」

よ「戻りたいよーって泣いてるとこしか想像出来ないけど」

A「私は子供か」

よ「・・・よかった・・・少し戻った」


よっしーがホッとした顔で、その場にぺたんと座った


よ「感情を押し殺す必要なんてないんだから
自分の思ったまま、感じたままに行動して。」

キョトンとした私に、真顔で続けた


よ「今はまだ実感がないだけ。ジェジュン君が傍にいないことに実感沸いた時
絶対自分の気持ちに正直に行動するんだよ」


この彼女の言葉が、後に私の背中を押した


たくさん後悔して、たくさん泣いて

自分の道が見えた時


誰かを羨ましいと思わない
自分はこれでいいんだって思えた時


躊躇した私の背中を押したのは


親友の言葉だった

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