〜jaejoong〜約束　５２

待ち時間 ページ30

その日の仕事は朝の９時にスタジオ入りだったけど

ユノとの写真を撮られた相手の女性の出方が分かるまで

宿舎で待機ということになった


もし交際宣言なんてされたら
ユノはなんて言うんだろう


５階の部屋でジェジュンと２人

会話もなく、テレビの音をBGMにして
ただぼーっと時間を過ごしていた


JJ「あの写真・・・俺も一緒に行った日のやつ」

不意にポツンと言った


A「え？」

JJ「週刊誌に載ってる写真。俺も一緒に行って、先に帰った日のだ」

A「そうなの？」

JJ「うん」


チャンミンが振られた日
ユノが「ちゃんと断った」って言った日


A「あの写真・・・ユノ嵌められたの？」

そう言った私に、少し目を丸くした


JJ「なんで分かったの？」

A「やっぱりそうなんだ」

JJ「写真見て分かった？」

A「・・・彗ちゃんがそうじゃないかって・・」

JJ「・・・なんだ」


私に分かるわけないか。みたいな顔をした


なんとなくムッとしてしまう


A「どうせ私は鈍感ですよ」

JJ「あっは、いや、そういう意味じゃない」

A「じゃあどういう意味？」

JJ「え？いや、ん〜・・・」

A「言えないんじゃん！」


クッションでジェジュンを叩こうとしたその時

センターテーブルに置いてあった

ジェジュンの携帯が震えた

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