〜jaejoong〜約束　５２

何もしてない ページ23

A「・・・なにかあったの？」

ドキドキしながら聞き、
携帯を持ってない方の手でジェジュンを揺らした


寝ぼけた顔で少し目を開いて私を見上げる


YN「うん・・・ごめん、ジェジュン起こして７階に来るよう言ってくれる？」

A「私は行かなくていいの？」


今度はなに？


すっかり問題を起こしたのはジェジュンだと思いこんで
顔が強張った


その私の顔を見てジェジュンが飛び起きた


JJ「どしたの？」

A「ユノ」

JJ「え？」

YN「あ、ジェジュン起きた？」


無言で携帯をジェジュンに差し出す
それを少し不安そうな顔で受け取った


JJ「もしもし？・・・え！？」


驚いた顔のジェジュンを見て、さらに心臓が加速する


JJ「分かった。すぐ行く」

言ったあとベッドに携帯を投げ出して飛び起きた


A「今度はなに？」

自分でも驚くぐらい冷静で、
冷たい言い方になってしまった


JJ「え！？」

驚いて振り返る


A「今度はなにをしたの？」

JJ「・・・・・」


ほんの少しだけど沈黙で
見つめ合う


JJ「・・・俺はなにもしてない。なにかした事なんてない」

悲しそうな声、悲しそうな瞳


JJ「ユノがあのダンスの先生といるところ週刊誌に撮られたって」

ぶっきらぼうに言うと

寝室から出て行った

２人の写真→←早朝の電話

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す