課題 ページ16
JJ「なんかあった?」
サンドイッチとコーヒーを頼んで
タバコを吸い終えたユチョンにジェジュンが聞いた
何かあったことはもう分かり切ってる
ユチョンは話してくれるかな
思った時にはもう話し始めた
YC「彗・・・個展?開くらしい」
A「すごい。」
JJ「へぇー、ヌナ、夢叶うんだ」
え?
思わずジェジュンの顔を見た
ユチョンも目を丸くしてる
YC「知ってたの?」
JJ「いや、知らない。個展開くなんて聞いてない」
YC「じゃなくて、夢って・・・」
JJ「あー、前にユチョンが風邪で寝込んでた時、ちょっと話したから」
あの時か
JJ「まずは個展を開きたいって。夢って言うか目標って言ってたけど」
YC「うん・・・そう。ずっとね、個展開くの目標にしてて、それが出来たらまた次に進めるって。」
A「次って?」
YC「小さくていいから自分で店持って、教室も今みたいに雇われてするんじゃなくて個人で開きたいって」
JJ「へぇ〜、ヌナかっこいいじゃん」
A「個展開くの反対なの?」
YC「そうじゃなくて・・・場所がね・・・長野県?」
A「長野・・・」
YC「なんか、有名な先生がいるらしくて、今回その人の勧めで個展開くことになったらしいんだけど
場所を借りるのにもお金掛かるからって、その先生の別荘を借りてするって」
A「あ〜、別荘地だもんね。軽井沢か。」
YC「うん」
JJ「それの何が嫌なの?」
嫌なの?
ためらいもせずそう聞いた
ソウルメイトだから分かるのか
と、ユチョンがため息をついて
またタバコに手を伸ばす
A「吸いすぎ」
そう言った私の顔をチラッと見ると
YC「いいな、ヒョンは」
突然そんなこと言った
JJ「なにが?」
YC「ヌナはずっと傍にいるじゃん」
A「彗ちゃんだっているでしょ」
YC「・・・その個展8月に開くらしいんだけど、それまでその別荘で寝泊まりして作業するって」
プチ遠距離恋愛
さびしんぼうのユチョンに課せられた
いきなりの課題に思えた
ラッキーアイテム
革ベルト
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naepon(プロフ) - どうも~。この回?本当に好きなんです。あたしの何もない自分に対しての虚しさみたいなのと、そんなあたしに気づいてるジェジュンが… 次いってきます。 (2014年1月25日 22時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - 知っててもドキドキー!この緊張感がたまりませーん、ジュエルさまー!笑 (2014年1月18日 16時) (レス) id: 9b5e4c6095 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - ジュエルさん、また読んで泣いてます←何度目か分かりません(^_^;) (2012年10月13日 22時) (レス) id: 94f9ff86ee (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - ええええ!!ちょっとびっくり。でもこうゆう展開もありですね。おもしろいです (2011年2月27日 18時) (レス) id: 3dc2dad175 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 久しぶりに読んでます!こういう展開になるなんて・・・でも私の気持ちがわかります。何も無い自分が今のままでいいのか?何となく過ごしてる日々に戸惑う気持ちが焦りになる事ってありますよね。少し離れて時間が必要ですね・・・ (2011年1月16日 16時) (レス) id: 04d5f195a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジュエル