〜jaejoong〜約束　２４

そこに立つ人物 ページ49

固まる彼を見て、今度はこんな事を言う


母「それにしてもキレイな肌。ちょっと触っていい？」

JJ「えっ？」

A「お母さん！」

私の声も無視して、彼のほっぺをすりすりした


母「わぁ〜。赤ちゃんみたい。羨ましい〜」

JJ「あ、あっは、ありがとうございます」

A「も〜ほんといい加減にして。彼困ってるでしょ」

母「いいじゃない、減るもんでもないのに。ねぇ？」

JJ「あっは、そうですね。よかったらもっと触ってください」

母「ほんと？いいの？」

A「ち、ちょっと！いいわけないでしょ。
ジェジュンもそういうこと冗談でも言わないで、すぐ本気にするんだから」


慌てる私を見て、なぜか嬉しそうに笑い合う２人


気がつけばすっかり打ち解けていて、
今日実家に戻る前に何が食べたいか、なんて話で盛り上がってる


母「ジェジュン君は何が好きなの？」

JJ「僕ですか？僕は〜・・・ラーメンとカツ丼が好きです。あと辛い物も」

母「あはは、そうなの？キレイな顔してそんなのが好きなのね」

JJ「変ですか？」

母「ううん。意外だったけどいいと思う。気取ってなくて。」

JJ「あっは、ありがとうございます」


私そっちのけで話しが弾んでいる２人を見て、なんだか嬉しくなっていると


コンコンッ


部屋をノックする音が聞こえた


看護師さんが、最後の診察に呼びに来たのかな？


そう思ってドアを開けた


A「・・・・っっ！！！！」

ドアの外に立つ人物を見て、驚きのあまり声も出なかった


「久しぶり。大丈夫だった？」

言いながら、花束を差し出すその人物は


「永原 修二」


私の元カレ


その人に間違いなかった

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