〜jaejoong〜約束　２４

言えた「会いたい」 ページ25

JJ「・・・聞いてる？」

A「え？」


彼の声を聞きながら他ごとばかり考えて
返事もしない私に彼が不思議そうな声を出した


JJ「あっは、また自分の世界に入ってるし」

A「ごめん、なんの話してたっけ」

JJ「だから、ちゃんと撮影終わりそう。って言ったの」

A「あ、ほんとに？」

JJ「うん。退院って何時？」

A「さぁ〜・・・。午前中だとは思うけど」

JJ「間に合うかな？」

A「え、来なくていいよ。ジェジュンは直接私の部屋に来てくれたらいいから」

JJ「え〜？なんで？俺だけAの病院行ってないじゃん」

A「別にいいじゃん」

JJ「Aの彼氏は俺なのに・・・」

本気で落ち込む声を出す彼がなんだか可愛い


A「じゃあ羽田着いて、もし間に合いそうだったら来て。
いつも話してる看護師さん、そのうちの一人ジェジュンのファンなの。きっと喜ぶから」

JJ「うん。分かった。あーー早く会いたいな」

A「私も。」


もうすぐ会えるとなって、初めて


「会いたい」


その言葉が、お互い素直に言えるようになっていた


なんだかんだで楽しかった入院生活が終わると
また、ジェジュンとの同棲生活が始まる


そう考えただけで、胸がドキドキしてくる


目を閉じて

そのキラキラの笑顔を思い出す


ジェジュン


待ってるから

早く帰ってきてね

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