〜jaejoong〜約束　１３

盛り上がる ページ45

彗「Aさんも一緒に行けることになって本当に嬉しいです。私、韓国初めてだから」


会社近くの、コウちゃんとよく行く居酒屋に寄って、今日はカウンターに並んで座った


A「私もまさか自分が今年も行くとは思っても見なかった。
ジェジュンっていっつもこう、急なんだよね」

彗「去年もこの時期に韓国行ったんですか？」

A「うん・・。去年は付き合ったばっかりで、ケンカして、ユチョンに凄く助けてもらったの」

彗「へぇ〜そうなんだぁ。Aさんたちでもケンカすることあるんですね」

A「そんなの、しょっちゅうだよ〜。私たちはお互い何て言うか・・・」

彗「似たもの同士って、ユチョンが言ってましたよ」

A「え？」

彗「優しくて頑固で天然で、でも実はよく気がつく、２人は似た者同士だって。」

A「頑固はまだいいけど、天然で、だけ余計だって言っといてくれる？」


そう言うと、大きな声で笑った


A「彗ちゃんたちも似た者同士だよね」

彗「え〜？どこが似てますか？」

A「そうやってすぐ笑うところとか」

彗「あははは、そうかなぁ？じゃあ私たちもそのうちケンカするのかな」

A「ユチョン相手だとケンカにならないんじゃない？ジェジュンと違って、おおらかだもん」

彗「ジェジュン君のほうが優しいって彼は言ってますよ」

A「・・・そうかな」

彗「あはははは、Aさんほんと面白い」

A「日曜からの韓国楽しみだね」

彗「何しましょうか！」

A「いっぱい買い物して、２人でエステや垢すりもしたくない？」

彗「絶対したい！どうせ彼らは仕事で夜しか会えないんだし、２人で思いっきり羽伸ばしましょうね」


韓国へ行った時のことを話しだすと、いつのまにか終電の時間になっていた

それぐらい話が盛り上がって、２人ともすでにテンションがかなり高かった


この時は、まだ知らなかった


その韓国で私はもうすでに


『ヨンウン・ジェジュンの恋人』


として、

韓国の東方神起のファンの間でも顔が知れ渡っていた

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