ユチョンのお願い ページ4
YC「俺の・・・彼女のフリをして欲しいんだけど・・」
A「・・・・えっ?」
予想もしていなかったその言葉を、なかなか理解出来なかった
YC「俺の彼女っていうことで、会って欲しい人がいるんだ」
A「どういう事?会って欲しいって、誰に?」
YC「俺の彼女に・・・・」
・・・・えぇ?
まったく意味が分からなかった
でも、最後に言ったその声が、今にも泣き出しそうで
なにも言えないまま、少し時間が流れた
黙って携帯を握る私から、無言でそれを取り上げると、ジェジュンが電話の向こうのユチョンに言った
JJ「もしもし?・・・うん。ユチョン、今から来れる?
電話より会って説明したほうがAも分かると思うんだけど」
すぐに電話を切ると
JJ「今からこっち来るって」
私の背中をポンポンっと叩くと、ソファーに座らせた
ーーーーーーーー
ピンポン♪
YC「おじゃましま〜す」
インターホンの音と同時にユチョンが玄関のドアを開けた
A「いらっしゃい。早かったね」
出迎えた私を見て、優しく笑った
YC「ヌナ、ビール買って来た」
コンビニの袋を私に渡すと、ジェジュンの座るソファーの隣に腰を下ろした
ビールと、適当に食べるモノをお皿に入れてサイドテーブルに置き、
ユノの時と同じようにラグに正座をしてユチョンを見つめると、ジェジュンが言った
JJ「A、また足痺れちゃうから、足伸ばして」
A「え?あぁそうか、うん。ありがと」
足を崩す私を見て、ユチョンが笑う
YC「ヒョンとヌナって、ほんと仲がよくて羨ましいよ」
A「そんな、別に普通だよ」
YC「・・・その普通って言うのが、一番羨ましい」
・・・・・・
ユチョンの言った言葉に
隣で聞いていたジェジュンも切ない顔をして下を向いた
・・・どういう意味だろう
一人、不思議そうな顔をする私に、ユチョンが言った
YC「ヌナ、今から言う俺の頼み、すごい難しいかもしれないけど
出来れば黙って聞いてくれる?」
黙って見つめる私に、こう続けた
YC「別れたい人がいるから、俺の彼女のフリをしてその人に会って欲しいんだ」
ラッキーアイテム
革ベルト
332人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
naepon(プロフ) - どうも~。すいちゃんとユチョンいいなぁ♪やっぱり。何度見ても面白いです。では、また次で! (2014年1月22日 14時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - さおりさん ありがとうございます!!私もさおりさん、チンチャ、サランヘ〜〜〜(笑) (2010年5月5日 13時) (レス) id: 14c8f4be85 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ななすさん ありがとうございます! 「やっぱりいた」、気にってもらえて嬉しい^^ ジェジュンは期待を裏切りませんね〜^^ 14部終わって、、もう15を書き始めてますが(笑) これからもよろしくです♪^^ (2010年5月5日 13時) (レス) id: 14c8f4be85 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - アミさん ありがとうございます♪ 今ここに来てコメント見ました><返事遅れてすみません^^; ユチョンも幸せになってことだし、ジェジュンをもっと出さないと^^;14部、終わってますが、どうでしたか?笑 (2010年5月5日 13時) (レス) id: 14c8f4be85 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ユノママさん こっちの返事遅くなってすみません>< ありがとうございます♪ これからもよろしくお願いします^^ (2010年5月5日 13時) (レス) id: 14c8f4be85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ジュエル