〜jaejoong〜約束　１３

お互いに好きでも ページ25

PM10:00


A「もしもしっ！」


ようやくジェジュンから電話が掛ってきた

ワンコールもしないうちにそれを取ると、電話の向こうで彼が大笑いしている


JJ「も〜〜、なんでそんなに面白いの？」

A「何も面白くなんかない！どうだった？ユチョン、気付いた？」


急かす私にまた笑う


JJ「気付いてたよ。ま、俺が気付かせたって感じかもしれないけど。あはっ」

A「どういう事？」

JJ「彼女の前にいっぱい行ってアピールしまくったら、
そこにAがいるのかと思ったユチョンがはりきって来て一瞬素に戻ってた。あっはっは」


・・・そこ笑うとこなんだろうか


A「それで？そのあとは？」

JJ「今から打ち上げなんだけど・・・ユチョン来ないって」

A「え？な、なんで？」

JJ「彼女と会うんだって。今連絡取れたみたい」


そうか。。。良かった


JJ「俺さ〜、今回ユチョンと同じ部屋だから、今夜はユノとチャンミンの部屋に行かないといけないなぁ
Aが来てくれたら、こんな思いしなくて済んだのに」

A「それぐらいいいじゃん。ユチョンだって私たちのために部屋移動してくれた事あったでしょ」

JJ「わかってま〜す。じゃあ、今から打ち上げ会場に移動だから、また電話するね」


電話を切ると、彗さんからメールが届いていた


『ライブ最高でした！感動です。
今、ユチョンから電話があって、会う事になりました。
きっちり話してきます。また報告しますね』


・・・やっぱりよりを戻す気なんてない？


ユチョンはどうなのかな・・・


お互いに好きでも
上手くいかない時がある

その場合

その相手とは所詮それまでの縁だったんだと
そう諦めるしかない


昔、誰かが言ってたセリフだった


ユチョンと彗さんもこのパターンなんだろうか


胸が、ドキドキしていた

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