〜jaejoong〜約束　12

にわか韓国語講座 ページ5

アンコールの途中で出ると
ユンさんとSHINeeのみんなと楽屋に行き、東方神起がステージから戻ってくるのを待った


私を見たら、ジェジュンどんな顔するかな
ステージの上から気付いてなかったかな


少しドキドキしながら、廊下に出て待っていると、汗を光らせた５人が戻ってきた


「お疲れ様でした〜」

四方八方でその声が聞こえる中、一番最初に入ってきたジュンスがすぐに私を見つけてくれた


JS「A〜！今日もすぐわかったよー！ユンちゃんといたからビックリした！」

A「え〜ほんと？なんだ、来てたの分かってたんだ」

JS「わっかるよ〜！みんな気付いてたよ」


なんだ、驚く顔が見たかったのに


少しガッカリしてるとジェジュンも戻って来てる


周りの人と挨拶をしながら歩いてくる彼に


「お疲れ様」

と声を掛けると、目が合った


A「ビックリした？」

一応聞いて見る

と、目の色ひとつ変えずに


JJ「別に」


そう言って楽屋に入って行ってしまった


・・・な、なに今の。


５人が着替えに入って行くのを見届けると


「先に行って待ってましょうか」


ユンさんにそう言われて彼女の運転でSHINeeの５人と打ち上げ会場につくと、
すでに何人かのスタッフさんが到着していた

お洒落な創作料理店の広い個室に入り、座敷の一番奥に座るとユンさんが韓国語で彼らと話をしている


・・いいな、韓国語話せて。私も習っておくべきだったな〜


すると、ユンさんの携帯が鳴り

「ちょっと電話してきます」

と言って席を立ってしまった


ど、どうしよう・・・


言葉の通じない彼らの中に取り残されて少し戸惑っていると、そんな私に気付いたのか
みんな片言の日本語で一生懸命話しかけてくれた


「今日、あ〜、ありがとうごじゃいました」
「とても、楽しかったです」


A「私も、とても、楽しかったです」

そう言って笑うと、彼らも笑ってくれた


しばらくそんな片言の日本語と、

私が「これは何？」とお皿やお箸を指差すと彼らが韓国語で答えてくれるという

にわか韓国語講座を楽しんでいると

ようやく主役が登場した

目も合わない→←彼の後輩

ラッキーアイテム

革ベルト

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