〜jaejoong〜約束　12

ステージ後 ページ33

その後は、いつもと変わりなくステージをこなすユチョンがいた


あとで、泣いてた理由聞こうかな


そう思っていると、５人が一度ステージから消えて、アンコールの代わりに東方神起コールが起こった
するといきなり警備員さんに声を掛けられ、会場の外に呼ばれた


そこに、スタッフの男性が待っていた


「全部終わってから移動だとちょっと危険って事で、先に楽屋に行っててください」

A「・・・それって、誰の判断ですか？」

「もちろんジェジュンさんですよ！」


・・・・やっぱり

スタッフさんの後ろをついて歩くと

「ジェジュンさんの彼女がここにいるって、会場中にバレちゃいましたからね〜。
適切な判断だと思いますよ」

振り返って笑った


・・・なるほど、そう言われればそうなのかも


楽屋前の廊下で彼らを待っていると、ほどなくして５人が帰ってきた


「お疲れ様でした〜」


口ぐちにそう言って歩いてくる中、私の視線はユチョンを探した


JJ「Aお疲れ！」


いつの間にか目の前に来ていた彼に少し驚いてしまった


A「あっ、あぁうん、お疲れ様」

JJ「・・・どしたの？」

A「え？なんでもない、なんでもない。お腹減った〜」

JJ「あっは、今日は鉄板焼きって言ってたよ〜。待っててね」


着替えに入った彼を見送ると、向こうから歩いてくるユチョンと目が合った


YC「あ、ヌナ〜、今日も目立ってたね〜。ははは、隣の男の子のおかげで」


・・・・いつもとまったく同じだ


A「お疲れ様、大丈夫？」

思わずこう言うと、やっぱりいつもの笑顔で

YC「もうクタクタ〜」

そう言いながら楽屋に入って行った


やっぱり、気にし過ぎなのかも。
自分で作った曲をみんなで歌うのって、想像以上に凄く感動するんだろうな


みんなが着替え終わると、一緒に打ち上げ会場へ移動した

広島一日目の夜→←Kiss The Baby Sky・・・その時

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す