言いたいこと ページ23
昨日コウちゃんと残業をせずに飲みに行った分、今日はいつもよりも少し帰りが遅くなった
相変わらずジェジュンからの連絡待ち状態の携帯を見て、
このまま宿舎に押しかけようかとも考えたけど
時刻はもうすぐ23時になろうとしている
こんな時間に行って話したら朝になってしまいそうだよね・・・
忙しい彼らの生活を考えたらいくらなんでもそれは出来ないと、真っすぐアパートに帰る事にした
いつもの角を曲がってアパートが見えると、私の部屋の明かりがついているのが分かった
!!!!
ジェジュン、来てる?
急いでアパートまで行き階段を駆け上がると、ドアを開けた
鍵の掛っていないそれがすんなり開いた事と、玄関にあった見慣れた靴にすごく胸が高鳴った
A「ただいま・・・ジェジュン、いるの?」
そう言いながら部屋に上がってリビングのドアを開けると
ソファーに座った彼がそこにいた
・・・・なんか、すごい久しぶりな気分だ
3日しか経ってないのに、3日間声すらろくに聞けなかった為
彼の顔を見るとホッとしてその場にへたり込んでしまった
そんな私を見て驚いた彼が近付いてきた
JJ「どしたの?気分悪い?」
A「いや、そうじゃなくて・・・大丈夫」
心配そうに覗きこんだ彼の腕を掴んで立ち上がり、ソファーに座り直すと
彼もまた、隣に来てそこに座った
A「・・・今朝の電話、あれ、なんだったの?」
チラッと私を見ると、そのまま体をこっちに向かせて見つめ直す
JJ「いいよ。言って」
少し切なそうな、真っすぐな瞳で言った
A「なにを?」
JJ「・・・俺のこと・・・」
そこまで言うと、体ごと前を向いて俯いた
JJ「俺の口から言えないから、Aがちゃんと言って」
うつむいたまま、小さな声でそう言うと、ため息をついた
A「・・・なにを言ってほしいの?」
JJ「Aが言いたいこと、全部」
A「分かった。じゃあちゃんと聞いて」
そう言うとまたこっちを向いて
怖いくらい真っすぐな瞳で私を見ていた
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butako(プロフ) - こんにちは♪何回かのよみなおしです。何回よんでも引き込まれます!!続きよみた~い^^; (2014年11月27日 12時) (レス) id: be4d740b9d (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - どうも~。ユチョンの恋はせつなげですね。東方神起は、大好きだから幸せになってほしいな♪次へ、Go! (2014年1月22日 14時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - この時はもうすでに。。あぁ、読み返しって、素晴らしい☆" (2014年1月13日 1時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ふーさん 感動してくれてありがとうございます^^ 13もよろしくね! ふーさんの作品も読まなきゃ! (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - みっきさん ありがとうございます♪ 普段優しいのに嫉妬するとSを発揮するジェジュン、私もツボです(笑) これからも頑張りまぁす^^ (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジュエル