彼の背中 ページ14
・・・・は!?何アレ!!
ここって、追いかけるとこ?
でも追いかけたところでまた喧嘩になりそうだし
って言うか、足痛くて追いかけられないし!!
彼の姿がどんどん小さくなっていく
A「ジェジュンのばか!!」
聞こえるような声でそう言うと、私もゆっくり坂道を登りアパートを目指した
と、彼が振り返った
JJ「俺がなんで怒ってるか、まだわっかんないの?」
50メートルほど向こうから、大きな声で聞いてくる
A「分かるわけないでしょ!」
さっさと歩いて角を曲がってしまいたいのに、足が痛くて早く歩けない
そんな私をじっと見てる
A「帰らないの?」
JJ「帰っていいの?」
A「帰れば?」
すると、坂を下って戻ってきた
思わず立ち止まる
JJ「・・・足、痛いの?」
A「そんなに痛くないから大丈夫」
JJ「でも普通に歩けてないじゃん」
A「平気だってば」
JJ「っとに、素直じゃないな〜!ハイ!!」
怒りながら、いきなり私の前に背中を向けてしゃがみこんだ
・・・え?え?え???
A「なにしてるの?」
JJ「おんぶ!してあげるから早く乗って」
A「え?お、おんぶ!?そ、そんな、いい、いい!大丈夫だから!」
かなりの動揺をする私を下からチラッと睨むと
JJ「しょうがなくするだけだから、早く乗って」
冷たく言った
・・・しょうがなくなら別にしてもらいたくもないんだけど!
そう思ったけど、彼の冷たい瞳が胸に痛くて、大人しく上から被さった
ひょいっと軽々しく立ち上がると、そのまま無言でアパートを目指す
彼の首筋から、彼の匂いがする
・・・安心するな・・・
肩に顔をそっと置いて目を閉じた
JJ「A」
A「ん?」
JJ「俺まだ怒ってるから」
・・・・・・
しつこい!!
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butako(プロフ) - こんにちは♪何回かのよみなおしです。何回よんでも引き込まれます!!続きよみた~い^^; (2014年11月27日 12時) (レス) id: be4d740b9d (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - どうも~。ユチョンの恋はせつなげですね。東方神起は、大好きだから幸せになってほしいな♪次へ、Go! (2014年1月22日 14時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - この時はもうすでに。。あぁ、読み返しって、素晴らしい☆" (2014年1月13日 1時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ふーさん 感動してくれてありがとうございます^^ 13もよろしくね! ふーさんの作品も読まなきゃ! (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - みっきさん ありがとうございます♪ 普段優しいのに嫉妬するとSを発揮するジェジュン、私もツボです(笑) これからも頑張りまぁす^^ (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジュエル