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優しい人 ページ12

A「・・・早かったね」

YC「そう言えば、ヌナは独り言が多いってヒョンが言ってた。ははは」

A「・・・」


と、私の右足のほうへまわるとそこにしゃがみ込んだ


YC「はい、足出して」

A「い、いいよ、自分で出来るから」

YC「いいから、足出して」

A「ダメダメ!ユチョンにそんな事させたらユチョンのファンに殺される」


本気で言う私に、顔をあげてキョロキョロすると


YC「今周りにファンの子いないから大丈夫」

そう言って笑う


A「その顔、反則」

YC「ははは、なんだよそれ〜」

言いながら私の右足を自分の方に引き寄せた


A「っっっ!いったーーい!」

YC「あっごめん!大丈夫?」

A「・・・ほんとに、自分でやるから」


そう言うと、少し申し訳なさそうに絆創膏を渡してくれた


絆創膏を貼ってる間、隣に座ってその様子をじっと見てる


A「戻らなくていいの?」

YC「大丈夫」

A「・・・ジェジュンどうしてた?」

YC「ん?気になるならさ〜、電話して」


自分の携帯をパカッと開くと、ハイって差しだした


A「・・・いい。別に気にならないから」


靴下を履いてブーツに足を通すと立ち上がった


YC「ヒョン、きっと戻ってくるの待ってるよ」

釣られて立ち上がったユチョンが言う


だったら自分が追いかけてくればいいのに・・・


まだ少し痛む足を引きずりながらタクシーを拾おうと歩き出すと
そんな私にユチョンがぴったりついてくる


A「いいよ、ひとりで帰れるから」

YC「じゃあタクシー来るまで」

そう言うと、私のバッグを持ってくれた


A「なんでそんなに優しいの?」

YC「ん?ジェジュヒョンには負けるけどね〜」

A「・・・そうかな」

YC「ははは、分かってるくせに」

A「でも、ジェジュンは彼氏じゃん。
ユチョンは私のこと、彼女でもないのに何でそんなに優しくしてくれるの?」

YC「う〜ん・・ソレは、ヌナがヒョンの彼女だから」

A「じゃあ全然知らない人にはこんな優しくしないの?」

YC「全然知らない人にこんな事してたらやばくない?」

A「それもそうか・・・」


またユチョンが爆笑した

坂道の途中→←ジェジュンの・・・


ラッキーアイテム

革ベルト


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butako(プロフ) - こんにちは♪何回かのよみなおしです。何回よんでも引き込まれます!!続きよみた~い^^; (2014年11月27日 12時) (レス) id: be4d740b9d (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - どうも~。ユチョンの恋はせつなげですね。東方神起は、大好きだから幸せになってほしいな♪次へ、Go! (2014年1月22日 14時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - この時はもうすでに。。あぁ、読み返しって、素晴らしい☆" (2014年1月13日 1時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ふーさん 感動してくれてありがとうございます^^ 13もよろしくね! ふーさんの作品も読まなきゃ! (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - みっきさん ありがとうございます♪ 普段優しいのに嫉妬するとSを発揮するジェジュン、私もツボです(笑) これからも頑張りまぁす^^ (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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