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眠らない彼 ページ47

高速に入って最初のパーキングエリアに入りみんなでバスから降りると、
遅めの夕食をとった


この時もユチョンはほとんど食べていなかった


目の前で2杯目のカツ丼を食べるチャンミンに

A「その食欲、ユチョンに少し分けてあげればいいのに」

そう言うと、3人が爆笑してる


ユチョン本人はというと、少し離れた所でペットボトルの水を飲みながらぼーっとしていた


メンバーの一人が明らかにいつもと違うのに、他の4人がいたって普段通りなことに少し疑問を持った


A「ジェジュン・・・」

隣の彼に小声で話しかけた


JJ「ん?なに?」

耳を私に近付ける


A「ユチョン、どう見ても変なのになんでみんな普通なの?」


その私の問いに、少し私を見つめると


JJ「変な気をまわして心配したフリした方が、ユチョンも気を使うから」


何をそんなこと、みたいな感じで言った


・・・そうか、そうだよね。普段通りでいる事が安心するのかもしれない


バスに乗り込むと、また同じ場所に座って、みんな眠りについた


ーーーーーーーー


少し肌寒さを感じて目を覚ますと、バスの一番前についてるデジタル時計は深夜3時を表していた


薄暗いバスの中で、隣にいるジェジュンを見ると、彼も少し寒そうな感じで寝ている

立ち上がって上の棚に置いたボストンバッグから何か上に羽織る物を出そうとした時、バスが少し揺れた


A「キャッ」


足がガクンとなり体制をくずして転びそうになるのを、棚についてるロープにつかまって必死に耐えた


YC「大丈夫?」


前方からこっちを振り返ってユチョンが立ち上がっていた


A「・・・起きてたの?」

薄暗くて表情はよく見えないけど、その声で寝ていなかったんだと分かった


YC「転んでない?」


私の質問には答えずそう聞いてきた


A「うん・・大丈夫だけど」

YC「暗いから足元気をつけてね」


そう言うとまた席についたらしく、ユチョンが見えなくなった

運命の人→←帰りのバス


ラッキーアイテム

革ベルト


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butako(プロフ) - こんにちは♪何回かのよみなおしです。何回よんでも引き込まれます!!続きよみた~い^^; (2014年11月27日 12時) (レス) id: be4d740b9d (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - どうも~。ユチョンの恋はせつなげですね。東方神起は、大好きだから幸せになってほしいな♪次へ、Go! (2014年1月22日 14時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
かーり(プロフ) - この時はもうすでに。。あぁ、読み返しって、素晴らしい☆" (2014年1月13日 1時) (レス) id: 7acf49eef3 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ふーさん 感動してくれてありがとうございます^^ 13もよろしくね! ふーさんの作品も読まなきゃ! (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - みっきさん ありがとうございます♪ 普段優しいのに嫉妬するとSを発揮するジェジュン、私もツボです(笑) これからも頑張りまぁす^^ (2010年5月1日 9時) (レス) id: 903aa4a1fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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