〜jaejoong〜約束　12

いきなりの参加 ページ3

「ほんっとに、今日のライブ来ないの？」

何度も聞いたセリフをまた言った


A「うん。何度も言うけど、次に参戦出来る広島まで楽しみにしとく」

JJ「・・・分かった。じゃあ行ってきま〜す」


まだ少し不服そうな顔をしていたけど、玄関を出ると宿舎に帰って行った


彼が出て行くと、
昨夜の理芳さんと観たライブの精神的な疲れと、
ずっと我慢をしてきた彼に付き合った肉体的な疲労が一気に押し寄せ
ベッドに横になるとすぐにまた眠ってしまっていた


どれくらい眠ったのか、携帯の着信音で目が覚めた


A「もしもし・・・」

ユ「あれ？Aさん！今日ライブじゃないんですか？」


電話の向こうの声は、ユンさんだった


A「あ〜・・・今日はチケットがないから行けないんです」

ユ「え？ジェジュンさんの彼女なのにチケットがない？」

A「彼には頼んでないんですよ」


言うと、ユンさんが大きな声で笑った


ユ「も〜さすがですね！
私、今日のライブ、今担当してる東方神起の後輩連れて行くんですよ！
てっきりAさんも来ると思ってたから、紹介しようと思ってたのに」

A「あーそうなんですか。残念」


ユ「・・・じゃあAさん、私と一緒に観ませんか？」


・・・・・・・・・


埼玉スーパーアリーナに向かう電車の中で、ちょっと悩んでいた


・・・ジェジュンに言うべき？


彼に付けられた赤い印のせいで、首元に巻いたスカーフに触れながら


どうせ打ち上げで嫌でも顔合わすんだし、

仕返しに驚かせてやろう。


そう思って連絡するのをやめた

彼の後輩→←甘やかし、甘やかされ

ラッキーアイテム

革ベルト

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